平野 悠: 愛のうそまこと 北新地踊子編 著者オンステージの3人目として、平野 悠さんをご紹介します。
平野さんは、長らく務めたお仕事を退職された後、それまで心待ちにしていた文筆家としての人生を歩み始めます。それは、それまでとは全く違った異性とのふれあいを通じた愛の本質に踏み込むことでした。
彼の作品は、実際に自分自身がたどった実体験とクロスオーバーしています。本のカバーも素晴らしく、そのインサイトを醸し出しています。
この機会に「愛のうそまこと」を試してみてはいかがでしょうか。
目次
伊豆の踊子を読んで感動した亜紀は妄想癖がある自身を変態と意識していた。亜紀がクラブ下弦に入店した日の最初の接客が立木周だった。亜紀と周は互いの本質に共鳴した。それは一年前のことだ。
周の後輩でフリーのカメラマン窪田は周の小説にモデルとして登場した亜紀がタイプである、と書き込んでいた。公開名はフリーダムだった。
彼はハーレーダビッドソンに跨り颯爽と撮影現場に疾駆する。フリーダムもまた伊豆の踊子に魅せられて伊豆の踊子巡りをした体験があった。
フリーダムは周に亜紀と会わせてほしいと、頼み込む。周は亜紀と同伴する席にフリーダムを迎え入れた。亜紀とフリーダムは伊豆の踊子繋がりがあった。二人は周の知らない所で偶然会っていた。
周は愛人である亜紀がフリーダムに惹かれることはないだろう、とタカを括っていた。だが、物事は予期しない方向に進むことがある。
はたして、うそのようなまことのようなラブストーリー『北新地踊子編』はどのような結末を迎えるのか。
現役を引退し、第二の人生を歩む立木周は念願の作家活動に専念することになった。
と、同時に新たな恋を求めて北新地のクラブ下弦に足を踏み入れる。
そこであやのと出会い、立木の心にあやのの面影がたゆたう。
立木はあやのと初めて同伴した際に、あやのをモデルに小説を書きたい、と思う。あやのもまた是非、自分をモデルに小説を書いて欲しい、と申し出る。
美貌、ツンと上を向いた豊満な乳房、ロングヘア、スタイル、パーフェクトなあやのを小説に書きながら、立木は小説の完成にはあやのと結ばれることが必須と思う。
だが、あやのはためらう。
こうして、立木とクラブホステスとのうそのようなまことのようなラブストーリー「愛のうそまこと」が展開する。
一作目が北新地女神編で、二作目が北新地京女編である。
あやのはバイオレンスな映画が好みであったが、立木周が初めてあやのと一緒に観た映画はラブコメディーであった。奈都が観て面白かったという話をあやのが聞いて興味を持ったようだ。それであやのは周を誘い、師走の日曜日に映画館へと足を運ぶことになった。
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現役引退を終え、第二の人生を作家活動に専念しています。『愛のうそまこと』はシリーズ化しています。本の棚: 平野悠の著者ページ
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こちらこそよろしくお願いします。未来に明るい灯りが見える気がします。
フェイスブックに自作を掲載して情宣するのも一つの在り方、と思っていましたが、本の棚での紹介のされ方はとてもインパクトがあり、ワクワク感に満ちています。このような機会を与えてくださった大山賢太郎様には心から感謝しています。今後ともよろしくお願いします。
平野さん、コメントありがとうございます。まだまだこれからの本の棚サイトの実力ですが、これ後からもっと強力なインパクトを出していくように頑張っております。情報配信もしていきますので、これからもよろしくお願いいたします。大山