カテゴリー: 本の棚ブログ

2018年9月【紙の本 vs 電子書籍: 総選挙】 締切とKindle電子書籍リーダーの当選者

9月17日から9月30日までの2週間にわたって【紙の本 vs 電子書籍: 総選挙】と銘打ってアンケート調査が行われました。

このイベントでは、Kindle電子書籍リーダーが当たる懸賞も同時開催され、約3人に2人の方が参加されました。

ご参加ありがとうございました。

今回のアンケート調査は終了し、懸賞も締め切られました。

この記事では、その結果報告とKindle電子書籍リーダーの当選者を発表いたします。

2018年9月【紙の本 vs 電子書籍: 総選挙】の結果について

予想以上の方々からの参加を得て【紙の本 vs 電子書籍: 総選挙】での現時点での皆さんのご意見が集計されました。

2012年秋にAmazonが日本でもKindleストアを開始してから、国内でも電子書籍市場が急速に普及してきました。

そこからしばらくたった一年前に、電子書籍の窓の読者に伺ったときの結果は以下の通りでした。

29%のサイト読者からは、電子書籍が一般的に受け入られて来ているという印象でした。

ところが、ほぼ同時に同じ内容のアンケートをTwitterで行った際には、この全くの逆の結果となりました。(59%もの人が「紙の本派」を主張しています。)

アメリカのKindleストアが2008年に開始されてからほぼ5年後に国内でも開始、そこから約5年経過したところでの結果でした。

実は、どうしてこのような相反した結果となったのか、分析できないまま、このタイミングまで悶々としていました。

そこで、本の棚の本格的な開始とタイミングを同じくして、実際のところはどうなのか、もう一度、読者にお聞きしたいと考えて開催したのが今回の総選挙です。

その結果はというと・・・

こちらが、記事の最初にも表示した集計結果です。

なんと、電子書籍派がさらに増えて35%となり、両方を使い分けるハイブリッド派59%と合わせると94%が電子書籍を使うことに積極的であることが分かりました。

しかしながら、これは本の棚や電子書籍の窓の読者に対して行った結果であることは間違いなく、一般的な本好きが多く含まれていないという懸念が引き続き残ります。

そこでここ数日検討した結果、今回の2週間のアンケート調査は中間報告とさせていただき、引き続き広く間口を広げて意見を伺いたいと考えています。

 

※ 詳細な分析や解説はその時にするとして、今回、まずはKindle電子書籍リーダーの当選者と頂いたコメントを紹介させていただきます。

(今回頂いた代表的なコメントの抜粋を、参考までにこのメールの下の欄に掲載しました。)

Kindle電子書籍リーダーの当選者発表!

お待たせいたしました。Kindle電子書籍リーダーの当選者の発表です。

だらだらだらだら~~(♫)ラッキーな当選者は・・・

福岡県北九州市 ぺんちゃん様です!

そして、ご感想はこちらです。

1. 感想:

 ”本の棚さんで取り上げられている本はバラエティーに富んでおり、普段は自ら進んで手にすることがないジャンルの書籍まで含まれているので、自分の知的好奇心の幅を広げる参考になります(自分の専門分野以外は「広く浅く」をモットーとしておりますので)。

 また「本」に対する、本の棚さんの熱い思いも、言葉尻からひしひしと伝わってきますので、そういったところも含めて、実際に手にする(紙の本、電子書籍を問わず)際の参考とさせていただいております。

 この手の企画って、意見募集するだけして実際に商品までは送ってないのでは???と、(自分の当選運の無さを棚に上げて)失礼極まりないことを常々思っておりましたので、今回、当選のお知らせのメールをいただいて、ただただ驚いております。

 この度は本当にありがとうございました。今後の読書に活用させていただきます。”

2. 総選挙でいただいたコメント

“ご指摘ありましたように「紙の本」でなければ本ではない&読んだ気がしないといった感覚を持っている旧人類(笑)の一人であることは確かなのですが、個人的に「電子書籍」は「紙の本」に比べると、身体的(電子書籍リーダーの重量に加え、眼&脳の奥の方の疲れ具合が明らかに違う)&感覚的に読み辛く感じることが多いことから、未だ「紙の本」を手にすることが専らであり、そういう意味では「紙の本」派ではあります。

しかしながら「電子書籍」の方が、利点が多いことは紛れもない事実ですので、今後の技術革新に伴い、電子書籍リーダーが一段と進化を遂げ「紙の本」と何ら遜色のないレベルにまで到達すれば、自分も含め「電子書籍」への移行が一気に加速すると思っています。”

 

ぺんちゃん様、ご参加ありがとうございました。また、当選おめでとうございます!

早速、当選した商品の発送を完了させていただきました。

このあとからも、読者の皆さんに「ワクワクする読書体験」をお届けするコンテンツを配信してまいります。

今後とも宜しくお願いいたします。

本の棚 / 電子書籍の窓
大山賢太郎

 


【紙の本 vs 電子書籍: 総選挙】に頂いたご意見の抜粋

今回の【紙の本 vs 電子書籍: 総選挙】について、本の棚サイト読者の皆さまから頂いたご意見の抜粋をリストアップしました。

一つお選びください。

もちろん、紙の本派です。(6%)

  • 本は形に残るので。
  • 所有しているという感覚。
  • 電子本に未だ慣れない。
  • 視力への影響を気にする必要がない。
  • 読んだ気がしない。
  • 1ページづつ紙をめくることで、着実に終わりに向かっている感じが好き。

いいえ、電子書籍派です。(35%)

  • 持ち運び便利、いつでもどこでも読める。
  • 本の整理(収納)が楽。
  • 以前より読書量がかなり増えた。
  • 常に大量の本を持ち歩き、いつでも読める安心感
  • 場所を取らない。
  • 無料で読める書籍がたくさんある。
  • 本屋に行かなくてもPCで注文できる。
  • 最近閉店する本屋が増えている。
  • 電子書籍リーダーは文字を読みやすい大きさに拡大することができます。
  • 1000冊以上持ち歩くこともできてよい。
  • 読書量が飛躍的に伸びました。
  • 検索閲覧保存性に優れている。
  • 紙の本より安い。
  • 二度買い(同じ書籍を買ってしまう)が無くなりました。
  • 本だとかさばるのであまり持ち歩かない。
  • セールのおかげで色々なジャンルを読んでいます。
  • 読みながら電子辞書が使える。
  • ハイライトが自由にでき、残せる。
  • 何時でも好きな時に自分の読みたい本が読める。
  • 海外在住なので、電子書籍の方が断然入手しやすいので。

AI時代到来!両方の良さを出すハイブリッド派です。(59%)

  • TPOに応じて両方を楽しんでいます。
  • 軽く、早く読むには、電子書籍が良いが、難しい本をじっくり読むのは、紙の本。
  • 紙の本を持って読む質感、どこら辺に書いてあったか感覚的に探せる便利さは代え難いもの。一方、電子書籍の持ち運びの手軽さ、検索の容易性はメリット。両方の良い点をそれぞれ使い分けたい。
  • 紙本も電子書籍も其れどれに使い方を使い方を自分で考えてやれば、紙か電子書籍の区別をあえて語るに及ばず。
  • 小説を電子書籍、ビジネス書と自己啓発等は紙です!
  • 両者は対立するものではなく、利用法により補完しあえるものだから。
  • 両方良い所があるので、両刀派です。まだ電子書籍歴は浅いのですが、電子書籍の方が安い事が多いので、これからは電子書籍の購入頻度が増えていくと思います。
  • うーん、どちらも一長一短だ。

 

あなたはどう思いますか?

ぜひ、「自分は絶対こう思う!」というご意見がありましたら、下のコメント欄にお寄せください。

また、この【紙の本 vs 電子書籍: 総選挙】については、最終決着をつけるために広くご意見をアンケートするつもりです。

その際には、またプレゼントもご用意する予定です。下の欄からご登録しておいてください。(参加は無料、いつでもキャンセルできます。プライバシーも万全です。)

「いいね!」やツイートで応援お願いします。また、お友だちにも教えてあげてくださいね。

よろしくおねがいします。

 

 

あなたは、この記事を読んでどのような感想をお持ちですか?

ぜひ、あなたのコメントを下のコメント欄からお知らせください。

 

 

シェア

コメントを表示

  • わたしも結果的には両方使ってますが、まだまだ電子書籍化されてない本が多いからです。どちらも自由に選べるのが理想です。写真が
    多い本やムックなどは紙の本 を買いますが 圧倒的に電子書籍を愛用してます。

    • 実は、私自身、前回のTwitterからの反応などから、まだまだ電子書籍は一部の人だけが使っていると思っていました。意外と皆さん工夫しながら使っています。サイトからもっと最新情報をお届けしないといけないですね。猛省です。

  • とても参考になりました。大きな転換点にあることは間違いなさそうです。

    • そうですね。意外と早く受け入られつつありそうです。やはり、利便性と価格の優位性が大きな理由になっていそうです。読む方も変わりつつありますが、本やもの書き側としても転換点かもしれません。

  • ぜひ、あなたの一言をお願いします。簡単なメッセージでも大歓迎です!