作家オンステージ

愛のうそまこと (5) 恋心編 (大人の恋愛ストーリー)

愛のうそまこと (5) 恋心編

※ 「著者オンステージ」は「作家オンステージ」にタイトルを変更いたしました。

今回は、最新リリース間近(2019年3月9日予定)の『愛のうそまこと』最新作の恋心編をご紹介します。

本の棚からのメッセージ

前回の復活編から続き恋心編は主人公の立木がさらに大人の恋愛を突き進んでいく展開です。

愛のうそまことシリーズは、キャリアを終え第二の人生を歩み始めた主人公の立木が自分の空白を埋めるために次々と恋愛を重ねながら自分自信の経験をモデルに小説を書き続けていくストーリーです。

文学少年であった作者の恋愛の経験と出会った人物がモデルですが、実はこのシリーズを読む読者自身とも多くの共通点があるかもしれません。

これまで、文学や小説というと大手出版社が選んだ別世界に住む有名な作家が書いたものを読むといったような一方的なものでした。

しかし、電子出版が始まり出版というこれまでのハードルが取り払われ、誰でもが比較的容易に本を出版し自分の作品を世に問うことができるようになりました。

『愛のうそまこと (5) 恋心編』の作者の平野 悠さんも同じです。彼自身が読者であったものが作者となって、今度は自分自身の世界を他の読者と共有しています。

作者自身が体験した世界を独創的なイマジネーションで味付けされたシリーズの展開は、読む側がその場にいるかのように大人の夜の世界と恋愛ストーリーを紡いでいってくれます。

そして読者はその展開に身を委ねながら、あるいは自分自身をその場に置いて体験することができます。

今これを読んでいる読者のあなたも、自分自身の経験や人生をもとに創作した作品を書く側になる側にいつなってもおかしくありません。また、この作品を読んでそんな欲望に駆られるかもしれません。

もしあなたがこの作品の作者であったとしたら、どう違った展開にするだろうとおもいますか。

そんな観点からこのシリーズを楽しんでいただけたらとおもいます。

愛のうそまこと (5) 恋心編 (大人の恋愛ストーリー)

 

あらすじ

大人の恋愛ストーリー第5弾。大人の恋愛シリーズの新たな展開ここに始まる!

大人の恋愛ストーリー作家の立木は、凛との関係が復活した後、クラブ吉野のクラブホステスこころと出会う。

清楚な印象のこころは内面に妖しい願望を抱えていることがわかった。

こころは立木に小説のインスピレーションを与える。立木は凛とは内密にこころと会い、こころの願望を叶えてやるつもりであった。

ところが、こころと待ち合わせする場所で思いもかけない事が起きる。立木はこころの願望を叶えてやることがはたしてできるのだろうか。

ここにまた、立木の新しい大人の恋愛の探求が始まっていく。

著者から一言:

『愛のうそまこと』シリーズは、渡辺淳一と谷崎潤一郎の感性に近い大人のロマンスの世界が満喫できる内容となっています。

自由な生き方を願いながらも日々の雑踏に空白を感じる若い女性はもちろん、これまでのありきたりな人生に終止符を打ち第二の人生にトキメキたい方々に愉しんでいただける大人の恋愛ストーリーです。

平野 悠氏の自己紹介

紹介文: 愛のうそまこと (5) 恋心編 平野 悠

よくいわれていることですが、小説は何を書いてもいいものです。形式、決まりといったものもあるわけでもありません。

思うがまま書いていいのが小説の魅力です。ただ、読者がどう読み取り、どう感じとるかは作者にとってゆだねる他に仕方ないものです。

短編であろうと、中編であろうと、長編であろうと、要は小説として面白いかです。

魂を打つ小説を書くことができるにこしたことはありません。いや、そういう小説を書きたいものです。そのためには書くという思いだけでは如何ともしがたいものがあります。

何が必要なのでしょうか。やはり、書く力です。書く力は書き続けることができる力を意味します。

私が『愛のうそまこと』シリーズを書きはじめた動機は以上のような思いがあったからです。

一作書いて終わるのではなく、次々と書いていくこと。素材、モデル、発想といったものは部屋の中にこもっているだけでは得ることができません。実際に現場を訪ね、モデルと語り合うことでインスピレーションが湧いてきます。

東の銀座、西の北新地といわれる歓楽街は魅力的な場所です。疑似恋愛の街ともいえます。

夜の世界を題材に小説を書いた作家は渡辺淳一だけでなく、松本清張、梶山季之、吉行淳之介といった文豪がいます。

私は先人の作家とは趣の一味違った小説を書いています。私の分身である立木周が北新地クラブホステスと恋愛を重ねていく在り様はもちろ虚構ではありますが、まったくの虚構ともいえません。なぜなら北新地は疑似恋愛の街だからです。うそのようなまことのような読み物が書けるゆえんです。

『愛のうそまこと 恋心編』は表紙デザインもこれまでのものと異なります。モデル自身の願望を形象化しているものでもあります。どのような展開になるのか、是非、お読みいただければ幸いです。

献本期間中に付き、以下のリンクからダウンロードしてお読みください。

【愛のうそまこと (5)恋心編 (大人の恋愛ストーリー】

※ 献本を読む方法
それぞれは電子書籍です。ダウンロードした後にKindleアプリ又はiBooksアプリを指定して開いてください。iPhone/iPadの場合はリンクをタップしたあとにダウンロード後にアプリ選択画面が続きます。画面右上のシェアボタンをクリックしてKindleアプリまたはiBooksアプリを選択してください。AndoroidやPCの場合はダウンロード後にKindleアプリを使って開いてください。

※ダウンロードして読む方法がわからない場合は、メールにてお問い合わせください。

 

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