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Kindle Oasisは誰が買うべきか? 愛読家が今すぐ買うべき7つの理由

Kindle Oasis が電子書籍リーダーの最上位機種として登場しました。今までで最も軽く、小さく手に収まるカバー付きの秀逸な一品ですが、開始当初からその価格について議論の対象となっています。この記事では、なぜ、Kindle Oasisは「買い」なのか、その価値はどこにあるかを7つの観点から探ります。

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・ついに登場した究極の読書専用ツール: Kindle Oasis

つい先ごろ、第8世代となるKindle Oasisが登場しました。

2016年4月4日にジェフ・ベゾスがTwitterにツイートし、一部のメディアがリリース前にリークして大きな話題となりました。斬新なデザインや機能性が売りですが、その3万5980円という販売価格から賛否両論がわきおこっています。

Amazon サイトより

ここまでのところ、多くの製品レビューやブログ記事などでは否定的な意見が圧倒的に多いようです。これに対してAmazonの商品ページのレビューには、製品を使い込んでいる熱狂的ファンの意見を見ることができます。

では、本格的な電子書籍の読書を楽しむために新しいリーダー端末を検討中の人にとって、一体、どの意見に耳を傾けたらよいのでしょう。

実際のところ、Kindle Oasisには、価格に見合うだけの価値が有るのでしょうか。また、多くの人が否定的な中、Kindle Oasisは誰が買うべきなのでしょうか?

今回は、この異端なリーダー端末Kindle Oasisが今すぐ欲しくなる、7つの理由を紐解いていくことにします。

・Kindle Oasisならではの欲しくなる理由

まだまだ知らない人が多いのですが、Kindleをはじめ、たいていの電子書籍を読むだけであれば、手もとにあるスマホに無料アプリをインストールすればすぐに読み始めることができます。もちろん、タブレット端末でもパソコンでも電子書籍の読書は可能です。

さらに言えば、Kindleのリーダー端末のベーシックモデルは8,980円で、Amazonプライム会員の特典キャンペーンを使えばさらに安価に手に入ります。この4倍から7倍もの対価に見合う価値は、一体どこにあるというのでしょうか?

1、Kindle Oasisのターゲット層とそれがもたらす価値

まず第一の理由は、Kindle Oasisは読書をこよなく愛し、本を読むことに高い価値を感じるニッチ層にターゲットを絞って開発された読書専用ツールだという点です。

ネットベンチャーの寵児であるAmazonCEOであるジェフ・ベゾスは、今や世界第4位の資産家となりました。電気自動車のテスラ・モーターズCEOのイーロン・マスク氏やバージン航空などを率いるリチャード・ブランソンなどといった大成功したネット起業家のご多分にもれず、宇宙開発にも巨額な投資をしています。(「米起業家、宇宙開発競う 再利用ロケット実用化に道」2015/12/11 日本経済新聞 電子版)

このジェフ・ベゾス、実は2015年11月にTwitterを初めて開始しました。その後のわずかの間に、驚くべきことに10万フォロアーを超えるまでになっています。

この間、宇宙開発などの興味津々のツイートをしていますが、数はそう多くありません。その35番目が、冒頭にも触れたKindle Oasisのリリースの予告でした。ここに、Kindle Oasisの存在意義を垣間見ることができます。

このKindleビジネスについては、2,000年代の半ばから彼自身が中心的な存在として関わってきました。これはKindle開発チームに中心的な役割を果たしたジェイソン・マーコスキーの「本は死なない Amazonキンドル開発者が語る「読書の未来」: ジェイソン・マーコスキー(訳者: 浅川佳秀 講談社)」で、当時の彼の野望が公開されています。

まさしく、Kindle Oasisはジェフ・ベゾス自身が読書をするために作ったと言えないでしょうか。だからこそ、自らTwitterでリリースの予告をしたのです。

とはいえ、ネット上の一般的なレビュー記事では、否定的な意見が大半を占めています。そこでは、これまでのKindle Paperwhiteなどの費用対効果(投資収益率)でコストとパフォーマンスで比較した結果、買うに値しない価格設定だといいます。

しかし、本来は何と比較するのべきなのでしょうか?Kindle Oasisを所有することで手に入る価値とは一体何でしょうか?

この製品のターゲットは、絞りこまれたユーザー層です。人生の経験を経て、一定の達成感を持っている。静かな別世界の読書体験を求めている。そして、所有することを満足させるに十分なもののみに興味を持つ一群です。

このターゲット層とは、明らかに読書自体と読書のひと時に大きな価値を認める人々です。読書に特別な思い入れのあるニッチで、士業、文筆家、成功者、経営者、投資家、その他読書をこよなく愛し高い価値を感じる一群といえます。

かつてヨーロッパでは、専用の書棚、図書室、蔵書の数が富谷文化人としてのステータスシンボルでした。紙の代替であり、ステータスシンボルとしての十分条件を備えているかどうかがポイントです。

Kindle Oasisに込めたメッセージは、「多忙な日常にうるおいをもたらすオアシスのような存在」となるべく位置づけであることです。

Amazonサイトより

2、Kindleの最高傑作である

2つめの理由は、Kindle Oasisがこれまでのユーザーの批判や要望に対して徹底的に改善を加えて作りこまれた最高傑作であるということです。

あらゆるデバイスで同じ本が読める中、なぜ、Kindle Oasisなのでしょうか?4月13日のプレスリリースでジェフ・ベゾスは、次のように述べています。

「ゆっくりくつろいで読書に没頭するためには、誰にも邪魔されない安らぎの場所が必要です。私たちの望みはKindleの存在すら完全に忘れさせることであり、Kindle Oasis はそのミッションへの大きなステップです。これまでに最も進化したKindleであり、薄くて超軽量、その存在すら忘れさせ著者の世界に没頭できます。」

つまり、冒頭のツイートからも推測できるように、Kindle Oasisは「ジェフ・ベゾス自身が読書をするために作った」といえます。

このKindleという電子書籍のリーダー端末シリーズですが、第1世代が2007年に発表されて以来、出版業界、著者、読者を巻き込んで大きな議論を巻き起こしてきた歴史があります。同じ頃にリリースされたiPadやAndroidタブレット端末等と比較しても、E-inkという紙の印刷技術を利用した白黒画面で、しかも読書に特化した電子端末としては、その存在は異端と言えます。

また、これを取り上げるニュースサイトやブログ記事が批判的であるのに理由があります。それは、ネットメディアの宿命が原因です。注目を集めて多くのトラフィックを集める必要あるため、ニュース性が高く議論を巻き起こすタイトルや記事の内容も批判的になりやすくなります。

また、彼ら自身が必ずしも製品の愛用者やターゲットにフィットした客層だとも限りません。

これに対して、例えば米国Amazonでは、最近のKindle端末だけでも10万件以上のレビューが寄せられています。新バージョンの製品のリリースのたびに、賛否両論が巻き起こっています。

日本Amazonでも、2012年秋以降の4製品のシリーズだけでも4,000件にも及ぶ意見が寄せられています。これは、ネットストアで最初に商品レビューを始めたAmazonでも突出した数字です。

私自身、当初の1,000件以上のレビューを分析してきました。その結果わかったのは、嫌いな人は最低のレビューを書くのですが、愛用者はこの上ない愛着とロイヤルティーを寄せるということです。ここから同時に、Kindleに対するユーザーの期待感は非常に高いのも伝わってきます。

初代のKindleがリリースされたのはKindleストアの開始と同時の2007年11月でした。この時のリーダー端末は、価格399ドルで、19.1cm×13.5cm×1.8cm、 292g、内部メモリーが180MBでわずか約200冊の本を記憶という仕様でした。それでも、わずか5時間半で売り切れ、品切れ状態が5ヶ月も継続しました。

その後、7世代にわたって改善を加えてきましたが、そのたびに、先ほどの10万件以上の厳しい製品レビューを受けてきました。AmazonのKindleチームは、これに注意深く耳を傾けてきました。そして今回の第8世代まで10年をかけ、究極のレベルにまで改善を加えてきたのです。

以下に、その実例をいくつかあげてみます。

  • 画面を紙の印刷技術を使ったE-inkにさらに磨きをかけ、質感や画面のフロントライトで起こる明るさのむらを最小限に抑えることに成功した。
  • Kindle Paperwhite以前にあったページめくり用のボタンをKindle Voyageで復活させた。
  • カバーに対する重さや質感について改善を重ねてきた。
  • 充電池の持ち時間については、当初の8週間という表記に批判が集まった。Kindle Oasisでは、より小さなホディでありながら数ヶ月間充電不要にまでした。

そして今回、更に改善を加えたのがKindle Oasisです。しかし、あえてKindleのラインアップから選ぶ理由はあるのでしょうか?

現在、日本で購入できるこれ以外のKindleのラインアップとまとめると次のとおりです。

  • Kindle
    ベーシックモデル。暗いところでも読めるフロントライトを省くなどして、廉価な普及モデルとなっている。アメリカなどでは、学校やPTAなどが小学校の読書用端末として無料配布することも多い。学校や団体用のクラウドシステムを通して、学校の課題や宿題用の文書が配布して授業に利用される。
  • Kindle Paperwhite
    実用性と費用対効果が最も高いモデル。2012年で日本にKindleストアが始まった当初にリリースされた。その後2回のグレードアップがあり、画面の質感や画素数などの改善が加わっている。日本では、このモデルが最も普及している。
  • Kindle Voyage
    Kindleの上位機種として、2015年にリリースされた。これは、Kindle Paperwhiteに寄せられた多くの要望に応え、左右にページめくり用のタッチセンサー付きのボタンが有る。
  • Kindle Oasis
    さらに至福の読書を目指して、今回新たにリリースされたモデル。片手で持ちながら、端末の重さを意識しなくても読書に専念できる最高級機種といえる。

電子書籍を読むという機能だけを求めるのであれば、ベーシックモデルで十分かもしれません。また、本格的な実用性と費用対効果の観点からはKindle Paperwhiteがおすすめと言えるでしょう。

では、それ以上の何を求めるのでしょうか?

先程も上げたように、それは、読書に至福の時を感じるゆとりのニッチ層が、これまでの紙の本と並列して持ち歩くに足る条件を満たすものである何かです。

Kindleのアメリカでの開始から既に10年が経過しました。電子書籍の存在は、日本でも既に普及期から成熟期に差し掛かってきています。

これまでのKindleが電子書籍を読むという機能を追求してきました。しかしそれは同時に、「読むための端末」としての存在で、端末を持って両手で身構えて画面に見入るという動作を必要としていたように感じます。

これに対して、進化を重ねてきた結果としてのKindle Oasisは、紙の本の読書と同等かそれ以上の存在になろうとしています。それにこそ、価格を正当化する質や価値が有るように思うのです。

例えば、海外へ飛行機で旅行する時には、エコノミークラス、プレミアシート、ビジネスクラス、ファーストクラスから選ぶことができます。同じように、Kindleのラインアップにも、Kindle、Kindle Paperwhite、Kindle Voyage、Kindle Oasisの選択肢があります。

どのチケットを選んでも目的地に行く目的は達成できます。価格に相当するサービスに対価を支払うかどうかは、ユーザーの選択です。そこには、懐具合とスタータスを満足させるための価値観があります。

Kindle Oasisは、読書専用ツールのファーストクラスです。もしファーストクラスの読書がKindle Oasis価格で手に入るのであれば、なんというお手軽価格とはいえないでしょうか。

3、文庫本の代替

3番目の理由は、「Kindle Oasisはついに文庫本に代わる存在にまでになった」という点です。

私たちは、一人ひとり、自分の読書について独自のこだわりを持っています。その中には、「紙の本でなければ読書ではない」という指摘があります。

そこまで極端でなくとも、電子書籍に物足りなさをんじている人は少なくありません。しかし今回、Kindle Oasisは文庫本の代替となることで、これに初めてこれに十分に応える存在となりました。

これまで、Kindleの競合はiPadやAndroid端末と言われてきました。しかし、今回のKindle Oasisの本当の競合は文庫本です。言い換えると、「紙の本」です。

本の虫であれば、誰でもが文庫本をポケットや鞄に入れて持ち運び、気軽に読書に没頭した経験があることと思います。もはや習慣というよりも日常の行動の一部となっています。文庫本を手にすれば、いつでも仕事や日常の雑事から無意識のうちに読書モードに切り替わります。

今回のバージョンになって、Kindleは初めて革のカバーに入った文庫本や手帳、文具と同列となりうる存在として登場しました。では、具体的に文庫本と比較してみましょう。

文庫本は、148 × 105 ミリ(A6サイズ)です。厚さや重さはページ数によって変わりますが、一番薄いのが138グラム(本文235ページ)程度で、200~300グラムが一般的と言えそうです。

Amazonサイトより

これに、Kindleの3種類の製品を比較してみます。

Kindle PaperwhiteとKindle Voyageでは、縦長で文庫本よりも大きく、これに100gから150gのカバーを付ければ、さらに分厚くなり端末を持ち歩いているという感じになります。

しかしKindle Oasisの場合は、付属の107gのカバーが付いても238gでサイズ的にも文庫本とほぼ同じです。カバーを取り外せば多くの文庫本よりも軽く、違和感はほとんど無いまでになったと言えます。

ほんのわずかな差と思うかもしれません。しかし、読書にこだわる「本の虫」にとって、これは月とスッポンほどの差があります。

4、持ちやすさ、運びやすさ、読みやすさ、操作性

4番目の理由は、Kindle Oasisは紙の本と同等の質感や読みやすさにまで進化したという点です。

そこで、文庫本の読書と比較して、それを手にした時の「手に馴染む」感覚や読みやすさを比較してみます。

紙の本は両手で見開きの2ページを読みます。紙の頁をパラパラとめくって本の中を行き来したり、指を挟んだりと、物質的な位置関係と体の感覚が一体化して読み進めることができます。

しかし一方で、これは移動中などでは意外とこれは読みづらいものです。本に書き込みをするわけには生きませんし、何よりも本に直接書き込むこと自体をためらうのが普通です。

これまでの一般的な電子書籍リーダーは、読むための機能にこだわって開発されてきました。1ページを表示する画面を両手で持って読み進むのが基本です。片手で持っていても、操作には両手が必要だからです。これは、手に馴染んだ紙の本の読書にはどうしてもかなわないのが当然でした。

これに革命的な変革を起こしたのがKindle Oasisです。人間工学に基づいたデザインで、片側にグリップ感のある厚みをもたせ、もう片方は3ミリという薄さにしました。また、文庫本と同等の厚みのある側にページめくり用の2つのボタンを配置しました。

この「片手で操作できるページめくりボタン」というこれまでの電子書籍リーダーとは全く違ったコンセプトの恩恵で、片手に持ちながら親指で上下にあるボタンを押してページをペラペラとめくることができます。

文字の大きさも自由に変えられ、フロントライトで目に優しく場所を選びません。読む場所の明るさに対応して、紙の色を変えることさえできます。

この片手でページをめくる操作感と読みやすい画面は、長時間の読書に最適で、紙の本と比較しても全く遜色がありません。これは、やはり人間工学を導入して座る姿勢、通気性やフィット感にこだわって、仕事の集中力を高めるために開発されたハーマンミラーの高級オフィスチェアに通ずるものがあります。

試しに、お好みの愛読書1冊とKindle Oasisを鞄に入れて持ち運んでためしてみるとよいでしょう。お好みのリゾートや別荘に行ければ、それに越したことはありません。

昼下がりのリゾートのテラスにあるチェアにゆったりと手に取る、あるいは社用車の後部座席でのひとときなど、素晴らしい読書体験が手に入りそうです。

Kindle Oasisは、これまでの紙の本の読書に値する十分な条件を備えていると言えます。

Amazonサイトより

 

・Kindle OasisとKindleのクラウドが提供するサービスによる理由

読書にかぎらず、文章を読む環境や方法は驚くほど変化してきています。これまで、読書の時間は減り続けてきたと云われていました。しかし、林智彦氏の調査によれば、実際には読書の時間は増えているといます。(「活字離れ」論に最終決着?–電子書籍を含めれば「不読率」は激減している 林 智彦(朝日新聞社デジタル本部) 2015/03/06 CNET Japan)

読書の量が減ったのではなく、逆に増えているのです。そこでは、雑誌や新聞紙といった読む媒体が手もとにあるスマホや端末に取って代わっています。今や、読書も変わるときに来ています。

これまでの説明で、新しい読書の時代におけるステータスシンボルと十分になりえると言えます。これに、Kindle Oasisがもたらす新しい読書の必要条件を知り活用できれば、その読書の価値はさらに高まるでしょう。

5、スマホでから「読書のひととき」を取り戻す

Kindleのもう一つのライバルの存在がスマホです。わずか数年の間に、ほぼ誰でもが肌身離さず持ち歩き、ホームで転落事故まで巻き起こす存在にまでなりました。このスマホの登場により、私たちが本を手にして読書に専念できる時間はますます減少しています。

第5番目の理由は、Kindle Oasisがスマホから自分自身のための時間、特に大好きな読書に専念するための専用ツールとして必要条件を備えていることです。

もちろん、スマホで読書をすることは可能です。また、タブレット端末、パソコンでも電子書籍を読むこともできます。しかし問題は、それが日常の雑事や机に向かった仕事の環境の中での「ながら」読書である点です。

突然割り込む電話、常にポップアップ表示されるSNS通知、頭の中を占拠するゲームへの衝動のなか、読書に向けられる意識はますます少なくなってしまいます。

これに対して私たちが文庫本を手にする行動は、日々の仕事や雑事から離れて読書を楽しむ儀式でもあります。読書は、そのような雑念から解き放たれた時間と空間のためにあります。

私たちが本を手にする時、本を読む以外のすべてを停止して、著者がもたらす本の中の世界に没頭することができます。だからこそ、私たちは紙の本を特別な存在として位置づけているのです。

Kindle Oasisを手にするのも同じです。この読書専用のデジタル文庫本を手にするとき、日々の雑事に追われる多忙な流れを打ち切り、もう一度、若い頃に味わったあの読書三昧の時間を取り戻すことができるのです。

6、持ち歩く書斎の本棚

もう一つの必要条件に、自分の書斎を持ち歩いていつでもどこでも読書をすぐに楽しめるという点があります。これは、2000年台初頭にAppleの音楽専用のプレイツールであるiPodが流行した時の感覚に似ています。

Kindleをはじめ、リーダー端末には何千冊をダウンロードして持ち運んで読むことができます。しかし、それよりも重要なのは、電子書籍のオンラインストアはクラウドサービス全体としての書斎の本棚であり図書館を裏側からサポートしバックアップしてる点です。

Kindle OasisからはKindleストアのクラウドサービスと通信回線を利用して、すでに現在でも40万冊以上の日本語Kindle本や400万冊もの洋書からいつでも選んで手に入れることができます。端末にない本でも、読書中に読んでいる本の関連本でも、ネット環境さえあればすぐに購入できるのです。

これは、書斎の本棚を持ち歩いて、気が向いた時、空いた時間にすぐに読書を始められるということです。読書専用の端末を使いこなすことにより、自分の書斎の本棚をさらに広げて展開することができます。

これまで、膨大な蔵書と図書室を持つことは、ヨーロッパの富豪や文化人のステータスシンボルの1つでした。日本では住宅事情もあり少し事情が違うようですが、同じ願望はあるでしょう。

例えば、ジャーナリストであり東京大学の特任教授でもある立花隆氏は、東京文京区に通称「猫ビル」と呼ばれる地上三階地下一階建の事務所兼書庫に数万冊の蔵書を保有しています。

私の記憶では、過去のNHKの特集番組のインタビューで立花氏は「親族の方が書庫の管理をしてますが、保管場所については立ち話だけが知っているため、絶対に触ってはいけない」と語っています。

一方でAmazonやGoogleは、1億3000万冊ともいわれる世界中の書籍を電子化して、どこからでも検索して手に入ることを目標にしています。既にGoogleは、日本でもGoogle Playブックスで検索結果に本の中を表示するサービスを一部開始しています。

この読書のクラウドのサービスでは、世界中の本を完全にあなた専用の本棚として管理すると同時に、自由にアクセスすることを可能にしてくれます。いつどこからでも、クラウドにある書斎の本棚に繋がることができるようになるのです。

今や、大量の紙の本を膨大な対価を支払って広い場所に保管して管理する必要もなくなりました。好きな時に、好きな場所で、好きな本をダウンロードして読み始めることができます。その至福の時間をもたらす入口となる玉手箱がKindle Oasisなのです。

Amazonサイトより

7、多彩な読書の楽しみ方と文書管理

Kindle Oasisで読書をする必要条件の最後は、単なる文章を読むという読書だけではなく、端末のアプリが提供するさまざまな読書を楽しむ機能が多数あることです。

例えば、Kindle Oasisは文章を読みながらハイライトやメモをして自分のアイデアをまとめ、記録に残して管理する機能も備えています。これを使えば、読んで得た知識を効率的に引用や編集してアウトプットにつなげることができます。

これまでの紙の読書では困難だった「文書を読みながら知識を取り出して整理」することが、ますます容易になってきているのです。必要とあらば、文書を解読して得た知識や文書の処理を高度に自動化できます。

ここで実例を一つ上げてみましょう。むかし読んだ啓発書の一節を思い出し、探してもどうしても見つからない、思い出せないという経験をしたことはないでしょうか。非常にフラストレーションが溜まるものです。これまでは仕方がなく、そのままにしておいたことが多いと思います。

しかしもし、本を読みながら線を引いた箇所をデータとして残しておき、後から取り出して簡単に利用できたら、どれだけ便利でしょう。さらに、それを引用文としてコピーペーストできたら最高です。

電子書籍の読書については、読んだ内容が記憶に残らないという批判やデータもあります。紙の本から得た知識を記憶の中に置いて想像力を醸成させるのも1つの方法です。

しかしその代替案として、読書と同時に重要な箇所やメモの記録を残し、それをすぐに引き出せるようにできたら、どれほど読書の質が変わるでしょうか。

また、契約書、執筆中の文章や記事のドラフトを簡単に電子書籍フォーマットに変換し、同じようにハイライトやメモを使って管理することもできます。

ピーター・F・ドラッカーが指摘した「知識労働」の時代は既に始まっています。ますます知識や知能労働の能力が価値を生む中、デジタルな読書を活用して知的労働や文筆活動をする人間にとっての可能性を追求していくことも必要です。

またこれ以外にも、Kindleを使った読書ではオンライン百科事典のWikipediaと連携した用語の解説機能、数十カ国の無料電子辞書、ポピュラーハイライト、外国語の意味用にルビをふるWordWiseや単語帳など、読書をますます楽しくする機能が満載です。

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結論

以上の7つの点をまとめると、Kindle Oasisは至福の読書の時間をもう一度取り戻すための必要十分条件を満たしていると結論することができます。

つまり、日常の読書に物足りなさを感じ、以下のような欲求に応えてくれるものです。

  • 上質な読書体験を求めている
  • 非日常的な時間を求め、読書三昧を楽しみたい
  • 毎日の多忙な生活の中に読書の時間をオアシスと感じる
  • 快適な読書に高い満足感と価値を感じる

電子書籍による読書は、既に成熟期に入ってきました。そこでは、単なる機能やコストパフォーマンスではない、円熟と差別化のステージに入ったのです。

そしてそれは、あなたの読書のライフスタイルに具体的に溶け込んできます。

紙の愛読書1冊とKindle Oasisを鞄に入れて旅に出る。リゾートの中庭やプライベートビーチの安楽椅子にもたれながらの読書の時間に浸る。あるいは、お好みのリキュールを片手に、もう片方にKindle Oasisを持ちながらのひと時・・・。

それは、あなたの想像力次第と言えないでしょうか。

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