カテゴリー: AI時代の読書術

Kindle 無料: 本当に読みたい無料や割安価格のKindle本を最短で手に入れる方法

今、無料Kindle本が注目されています。なぜ、無料のKindle本がいま注目されてるのでしょうか。この記事では、これ以外にも無料の電子書籍には読む価値があるのか、なぜ今、無料で売られているのか、そしてなによりも、読む価値のあるKindle本をどのように見つけるのかについて詳しく見ていくことにします。

・新しく加わった本の選択肢

これまでにも、本を手に入れる方法には複数の選択肢がありました。これに、数年前から4つ目の選択肢が加わりました。その選択肢とは次のとおりです。

  1. 街の本屋さんで買う
  2. オンライン書店で買って宅急便で受け取る
  3. ブックオフなどで古本を安く買う
  4. 電子書籍をスマホ、タブレット、パソコン、リーダー端末で買って読む

この最後の選択肢に、無料と割引価格の本が加わったわけです。

しかしそうは言っても、本の価格はすでに長い間にわたって下落傾向にありました。というのも、1990年台後半には既にブックオフが登場し、本棚にあった本を売って処分し同時に古本を購入する(あるいはこの逆)という流通経路を提供したからです。

2001年に日本に登場したAmazonは、オンライン書店という全く新しい本の購入方法を提供すると同時に、マーケットプレイスという手もとにある本を処分する、また古本を新品と並べて販売するという経路も加えました。

そして、2007年にはアメリカで始まっていたKindleストアによる電子書籍が2012年に日本に登場しました。本がデジタルコンテンツになって登場したのです。

この中でも、「無料で売られる本」は#4の「電子書籍」だけです。

・Kindle 無料: なぜKindle本は無料で売られるのか?

街の本屋さんでは紙の本が定価で販売されています。これに対して、どうしてKindleを始めオンライン書店で販売されている電子書籍には無料の価格設定があるのでしょうか。同時に、どうして街の本屋さんで売られている「紙の本」は定価が常識なのでしょうか?

実は、これには国のお墨付きの保護があるためです。電力や郵便といった多くの業種が続々と規制緩和される中、書籍と出版業界は再販価格維持制度という独占禁止法の例外規定によって書店での定価販売が許されています。しかし電子書籍はこの対象ではないため、Amazonをはじめとするオンライン書店は自由に価格を設定することができます。

これと時を同じくして、ブロードバンドやクラウドといった環境がデジタルコンテンツの販売方法や価格を一変させました。この辺の事情については、今やデジタル時代の古典ともなったクリス・アンダーソンの「ロングテール‐「売れない商品」を宝の山に変える新戦略
」と「フリー ―<無料>からお金を生みだす新戦略」がデジタル化したコンテンツの裏事情を説明しています。

電子書籍はデジタル化された本です。アンダーソンは、デジタルコンテンツの在庫は無数に近いほど増えていき、全体の売上の大きな部分を占めるまでになると言いました。同様に、「フリー」で製作と流通コストが無視できるほど低額となった世界では、デジタル化したコンテンツは限りなくフリーに近づくと予言しました。

このデジタルの世界では、無料と有料が共存して拡大していきます。例えば、それまでタワーレコードなどで販売されていた音楽CDがAppleストアでダウンロード販売されるようになると、価格体系が一変しました。映画のDVDやブルーレイディスクも同じです。

商品が物理的にパッケージされお店で販売されている限り、例外を除いては無料で販売することはできません。しかし、いったんデジタルとなり、場所、制作費用、流通のどれもが無視できるほどのコストであれば、一部を無料にしながら、全体の売上を伸ばすような戦略をいくらでも取ることができます。

例えば、個人がAmazonのKindleストアから出版できるKDP Selectというプログラムでは、期間限定の無料キャンペーンを数クリックで設定できます。これ以外にも、出版社が行う無料や割引キャンペーンが続々と登場しています。

また、AmazonのKindleストアと競争する楽天Koboや他のオンライン電子書籍書店も無料や割引価格のキャンペーンを頻繁に行っているため、Amazonで販売する電子書籍の価格もこれにマッチングさせるような仕組みになっています。このように、電子書籍のマーケットは無料販売が常態化した世界なってきています。

・無料の電子書籍には読む価値があるのか?

無料の電子書籍には読む価値が無い」という意見もあります。

これまでは、本屋さんやオンライン書店で定価で買うのが常識だったことから、無料で売られる本には読む価値が本当にあるのかどうか疑いたくなります。また紙の本と全く同じ本が電子化されて無料となっても、躊躇する気持ちが少なからずあります。

実は、これは意外と電子書籍を読む時の盲点となっています。そこで、少し掘り下げてみます。

冒頭にもあったように、全く同じ本が違った経路や場所で手に入る時、あなたはどれを選びますか?紙の本を定価ででしょうか、紙の本を古本ででしょうか、それともあらゆるデバイスで読める電子書籍でしょうか。この選択肢は個人の嗜好や価値観によるかもしれません。

それでは、本の価値とは一体何でしょうか?きれいに製本された書籍でしょうか、新品同様の古本でしょうか、書き込みのある使い込んだ自分の本でしょうか、それともデジタル処理できる電子書籍でしょうか。

きれいに装丁され、また読み慣れた紙の本には高い価値があります。定価よりも安く新品同様の古本が手に入れば、それも価値があります。また同じ本が無料の電子書籍で手に入れば、それにも価値があります。

齋藤孝氏が「大人の読書術」で言っているように、三色ボールペンなどの手法で書き込みを入れた本は読書ノートのような使い回しのできる価値があります。しかし、ブックオフに持っていけば全く価値がありません。買い取られず捨てられるしか無いからです。

ということは、本の価値とは本を読むメデイアや状態ではなく、自分が欲しい本(ジャンル、関心、趣味、学習、自己啓発、学術、仕事など)を自分の目的(ストーリーを楽しむ、ノウハウを学ぶ、知識の取捨選択、新しい知識のアウトプットなど)に合った結果が得られた時に生まれるものではないでしょうか。

例えば、文学が趣味であれば、昔の数十万円もしたような文学全集がKindleの青空文庫の電子書籍であれば無料で読むことができます。純粋な古典文学ファンにはたまらない状況です。(残念ながら、ずっしりとした装丁の紙の書籍や本棚はついてきませんが。)

これ以外にも、お試し無料バージョンやシリーズの第一巻、期間限定の紹介など、無料のKindle本が常に数多く出回っています。同じコンテンツと感動が得られるのであれば、メディアにこだわる必要はないと言えないでしょうか。

であれば、これまでの本の定価の常識にとらわれることなく、自分の読みたい本が割安価格で手に入るかどうかという視点があっていいように思います。つまり、読みたい本が無料や割引であれば、電子書籍はありと言って良いのです。

・なぜ今、無料のKindle本が注目されているのか?

それでは、どうして今になって無料のKindle本が注目されているのでしょうか。それは、Amazonの登場でデジタルとなった本が、全く新しいプラットフォームと競争原理で続々と提供されるようになったからです。

また、大手出版社もデジタルのマーケティングのパワーに気づき、無料や割引価格を含めた強力なマーケティングに注力はじめたからです。これは、「出版不況の終焉 出版6社トップが語る、電子書籍の成長で見えてきたもの: 朝日新聞社」で主要な出版社のトップのインタビューからも覗き見ることができます。

例えば、KADOKAWAや講談社は、まずは電子書籍を読んでもらおう、新しいインフラの俎上に乗ってもらおうと、無料キャンペーンやお試し価格の設定を続々と投入しています。これに中小の出版社や個人の著者が追いかけています。

現在最も注目されているのはスマホとコミックです。誰でもが手にするようになったスマホ向けに無料キャンペーンで読めるコミックが続々と登場しています。また、数年前までは電子書籍に反対していた村上春樹氏の作品
が、2015年11月に日本で初めて電子書籍として登場したときには、割引キャンペーンが使われました。

このように、コミックだけではなく著名な作家の作品や人気作品も無料や割引キャンペーンの対象となってきています。

また、シリーズの中の第一巻だけを無料としたり、無料期間を設けて限定感を使ったマーケティングがいつもどこかの出版社から開催されています。

そしてそれは、いつも手もとにあるスマホから簡単に手に入れて、すぐに読み始めることができるのです。もちろん、その他のデバイス(タブレット端末、パソコン、電子書籍リーダー)でも同じです。

・では、どうやって見つける?

これまで、本を買うことは本屋さんに行くこととほぼ同じことでした。これに、ブックオフが加わりました。ネットで調べて本屋さんで買う、または宅配便で家に届くのを待つようになりました。いずれの場合も、無料とは無縁でした。

これまでにもAmazonのオンライン書店で本を買うことはありました。これに、無料や割引キャンペーンの新しい選択の軸が加わったのです。Amazonに行って電子書籍を売るKindleストアを開けば、紙の定価販売から切り離された400万冊以上の電子書籍の中から選ぶことができます。

しかし、Kindleストアは、まるでAmazonのジャングルのようです。どこにいるのか道に迷い探しものが見つかりません。最後には迷子になってしまいます。(本当のアマゾンであれば命を落としかねません。)

問題は、Amazonが行うキャンペーンや無料Kindle本、期間限定でめまぐるしく入れ替わる出版社のキャンペーンには、時間ばかりが奪われて自分の読みたい本が見つからないという点です。

忙しい毎日の中、時間をかけてキャンペーンを追いかけているわけにはいきません。無料や割引価格となっている自分読みたい本を短時間で簡単に探すにはどうしたら良いのでしょうか?

・無料や割引価格のKindle本を探すために必要な3つの要素

これまでの説明でおわかりいただけたように、Kindleストアではさまざまなキャンペーンやプログラムが同時に進行しています。しかも、Kindleストアはどこに何があるかを分かりづらいのが特徴です。

無料や割安のKindle本を最短で探すには、まずは次の3つ要素について知ることが必要です。

  1. 何が安いのか、無料なのかを知る
  2. なぜ安いのかを知る
  3. どうしたら見つかるのかを知る

これらを理解することにより、最短で読みたい無料や割引価格のKindle本を見つける方法が見えてきます。それでは、1つずつ見ていきましょう。

1、何が安いのか、無料なのかを知る

まず最初に、何が無料や割引価格の対象となっているのかを理解します。これは、大きくAmazonが提供するログラム(5つ)と出版社や著者が行う様々なキャンペーンの2つに分けることができます。

  1. Amazonが提供するキャンペーン

    これはAmazonが常に行っているキャンペーンです。

    • 日替わりセール
      午前0時から午後11時59分までの1日間だけの割引セール。通常は一冊の本のみの割引キャンペーンです。
    • 月替わりセール
      月替りの20%から70%の割引キャンペーンです。100冊程度が対象となります。
    • Kindleセレクト 25
      Kindleストアが独自に選んだ新作や話題作です。必ずしも大幅な割引とは限りません。
    • ポイント還元セール
      ポイント還元の対象商品をワンクリックで購入した場合に、次回購入の商品からポイントを自動的に使って購入価格から差し引くものです。実質割引価格での販売になります。
  2. オーナーライブラリー
    Kindle端末やFire端末をお持ちであれば、端末のアプリ内からKindleのプライム対象商品となっているKindle本を一ヶ月に1冊無料で借りて読めるプログラムです。Amazonプライム会員であることが条件です。
  3. Kindleカウントダウン
    数日間の限定で、日にちの経過にともなって数段階のステップの価格で定価に戻っていくキャンペーン方式です。アメリカとイギリスのKindleストアで販売しているKindle本が対象です。日本Amazonでは利用できませんが、海外の居住者が利用できます。
  4. Kindle Unlimited
    Amazonは、現在世界13カ国でKindleストアを展開していますが、その内の10カ国で月額10ドル程度の定額の読み放題サービスが開始されています。約400万冊が無料で読めます。日本ではまだ始まっていませんが、近日中に始まるといううわさがあります。
  5. 青空文庫
    著作権が切れた文献・文学・小説などが電子化され、常に無料で読むことができます。
  6. 出版社や著者が独自に行うもの(出版社のキャンペーン、KDP Selectのキャンペーン)
    Kindleストアで販売している出版社や著者が独自に行う無料や割引価格のキャンペーンです。Amazonのプログラムではないため、特にキャンペーンが告知されたり表示されたりすることはほとんどありません。

2、なぜ安いのかを知る

第2の要因として、なぜ、Kindleをはじめとする電子書籍は様々な方法で安く売られているのかを理解します。

・紙の本ではなく電子化された本

前述のクリス・アンダーソンの「フリー」が説明するように、いったんデジタルとなったコンテンツは店頭価格から切り離されてフリーになりたがります。

最もわかりやすい例は、店頭でパッケージ販売されていたMicrosoftのWordやExcelなどのアプリケーションの昔と今の比較ではないでしょうか。数万円から十万円近くもするオフィススイートをアップグレードのたびに購入し、紙のマニュアルとCDを箱から取り出してインストールされた記憶がある(年配の)方も多いと思います。

今はネットから簡単にダウンロードできますが、価格は10分の1、あるいは同様のアプリが無料で使えます。同じように、書店ではなくKindleストアから自動的にダウンロードされるKindle本の価格設定は紙の本とは全く別物です。Kindle本の定価でも、同じ本の紙バージョンよりも安いのが普通です。

Amazonのキャンペーンやプログラム

Amazonの目的はKindleストアの売上と利益を最大化することです。無料や割引のキャンペーンをインセンティブとして使って、全体としての結果を出そうとします。これは、デジタルだからこそできることでもあります。このため、いくつもの無料や割引キャンペーンのプログラムを常に実施しています。

出版社などが行うキャンペーン

多くの出版社は、価格体系が乱れるのを考慮して期間限定のお試しバージョンを販売することがあります。また、何十巻もあるようなシリーズ本であれば、その第一巻や一部を無料設定してその後の巻も読んでもらえればより多くの売上につながります。

また、いくつかの無料や割引キャンペーン、あるいはシリーズや著者を対象にしたり、テレビや映画とのコラボでの戦略的に開催されるキャンペーンも増える傾向にあります。最近では、映画の上映開始に合わせて、コミックの「ちはやふる
」シリーズの無料キャンペーンが開催されました。

また、個人がKindleで出版しているKDPというプログラムでは、3ヶ月に一度、5日間の無料キャンペーンを開催できます。またAmazonには、Kindleストアで販売する電子書籍の価格を他のオンライン書店で販売する価格とマッチングさせる規定があります。ですから、他で行われているキャンペーンはKindleストアでも基本的には同時開催となります。

こういったキャンペーンは、Amazonの中では特に告知の対象ではないため、出版社の広告やお知らせなどを注意深く追っていく必要があります。

昔のベストセラーなどの復刻版

紙の本の場合、過去にベストセラーとなった書籍でも絶版となっているものが少なくありません。一定の販売量が見込めなければ、利益を出すことがむずかしいからです。しかし、デジタルであれば製本も在庫も配送料も必要ありません。

今ではわずかなコストでデジタル化し、復刻版となったかつてのベストセラーが続々と登場しています。例としては、手塚治虫の火の鳥
などの漫画シリーズや多湖輝の頭の体操シリーズ
などがあげられます。これらの多くは当時の紙の本の価格の数分の一で購入することができ、またキャンペーンも頻繁に開催されています。

著作権が切れた文献・文学・小説

これは、すでに青空文庫で読むことができました。Kindleストアでは、これをKindle用にデジタル化されたものを「0円」で購入して読むことができます。便利なKindleのクラウドサービスやアプリを使えるので快適です。

3、どうしたら見つかるのかを知る

これまでの2つの要因が理解できると、どうしたら無料や割引キャンペーンを見つけられるのかが理解できます。この記事では、概要をご紹介します。(別途、詳細な解説を今後お知らせする予定です。)

Amazonが開催する場所

Amazonが開催する3つのキャンペーンは、Kindleストアの「Kindle本 (電子書籍)
」トップページから一番見やすい場所にバナーやリンクが配置されています。リンクをクリックすると、専用ページが開きます。

Amazonサイトの左上にあるカテゴリーボタンから「Kindle本&電子書籍リーダー」→「Kindleストア」→「Kindle本」と進みます。開いた画面の上の見やすい場所にバナーやリンクがあります。また、随時Amazonが開催するキャンペーンが表示されています。

ポイント還元セール

Amazonが提供する割引セールの1つに、ポイント還元セールがあります。最大、販売価格の50%程度のポイントが付与され、次回の購入時点で自動的に購入価格から差し引かれます。(ここにポイント還元セールの記事のタイトルとリンクを挿入する)

特にリンクはKindleストア内に表示されませんが、還元率に応じたページか存在します。その内の「最大20%ポイント還元セール」ページは以下のとおりです。

最大20%ポイント還元セール

http://www.amazon.co.jp/b/?_encoding=UTF8&camp=247&creative=7399&linkCode=ur2&node=3085855051

無料Kindle本

他の3つのAmazonキャンペーンと同様にKindleストアのメニューリストに「無料本
」リンクが配置されています。また、左サイドバーにもリンクがあります。

無料本
」リンクをクリックすると、この記事の執筆時点で約75,000冊がリストアップされます。これだけでは絞り込むのは難しいですので、左サイドバーにある「Kindle本」または「Kindle洋書」をクリックしてください。

例えば「Kindle本」をクリックすると、約15,000冊の日本語のKindle電子書籍のみに絞りこまれ、さらに左サイドバーには「カテゴリー」リストが表示されます。ここから無料かつカテゴリーやサブカテゴリー条件を満たすKindle本に絞り込んで行くことができます。

さらに、ページ上にあるボックスにキーワードで絞り込むこともできますし、ページ右上にある「並べ替え」用のプルダウンメニューで「おすすめ順」「価格の安い、高い順」「レビューの評価順」「出版年月が新しい順」などに並べ替えることもできます。

割引価格のキャンペーン

Amazonが提供する以外のキャンペーンには、ほとんどの場合はキャンペーン期間の有無や割引率等が分かりやすく別表示されることはありません。これが無料や割引価格キャンペーンを探す時の障害となっています。

また、紙の本用にある「詳細検索
」のページもKindleストアにはありません。これには、割引率の検索条件も含まれます。(Kindleストアオープン当初はありましたが、その後、削除されました。)

検索結果には紙の本と同時にKindle本の情報も表示されますので、この詳細検索機能を使って探すこともできます。

1. 紙の本の詳細検索を使う

紙の本のページ上にあるメニューに有る「詳細検索」を選択します。条件に「本・コミック・雑誌 詳細検索」「ディスカウント」条件を使って検索します。

2. Kindleストア内の検索機能を使う

米国AmazonのKindleストアには、紙の本と同様の「詳細検索」ページがKindleストア内にあります。しかし、日本Amazonにはそれがありません。また、米国AmazonのKindleストアで可能なその他の詳細検索の方法も実行できません。

Amazonはこれまでも顧客の声に応えることをモットーに、Kindle端末やアプリに数々の改善を加えてきた歴史があります。そこで、Amazonのカスタマーサービスに問い合わせをしてみたところ、この点については顧客からの声があることを認識をしているようです。

今後の改善に期待したいところです。(もしよろしければ、あなたもAmazonに要望を伝えてみてください。顧客からの声の数が多ければ、腰の思いAmazonが動く可能性が高まります。)

青空文庫

Kindle本」ページの左サイドバーにある「こちらもチェック」下などに表示された「青空文庫
」をクリックします。

オーナーライブラリー

せっかく、Kindle PaperwhiteなどのKindle端末を購入したのにオーナーライブラリーの数が少なすぎるというレビューのコメントを目にします。確かに、Kindleストアのオーナーライブラリーの説明ページには700冊程度のオーナーライブラリー対象本しか表示されません。

Kindleストア>サイドバーにある「Kindleオーナー ライブラリー」>「Kindleオーナー ライブラリー対象タイトル」右にあるリンク「対象タイトルをもっと見る」をクリック>

確かに、「対象タイトル(一部)」と表示されているのですが、これではどのように自分が読みたいオーナーライブラリーの対象となっているKindle本を探したら良いかわかりません。

これには、簡単な解決方法があります。Kindleストアで検索ボックスに「Kindle本」と表示された状態で「Amazonプライム対象商品」と検索しください。(「Kindle本」を検索ボックスに表示するには、Kindleストアのメニューの「Kindle本」または「カテゴリー」から「Kindle本&電子書籍リーダー」→「Kindle本」と進んでください。)

検索結果には、約47,000冊のKindle本が表示されます。左サイドバーにはカテゴリーが表示されますので、「オーナーライブラリー」の中のお好みのカテゴリーやサブカテゴリーに絞り込んでください。

Amazonのメール登録

Amazonの「お買い得情報メールマガジン」に登録すれば、Kindle日替わりセールやポイント還元キャンペーンなど、Kindle本のお買い得情報がEメールで配信されます。

お買い得情報メールマガジン

https://www.amazon.co.jp/gp/gss/detail/3878562?ie=UTF8&ref_=amb_link_77042469_23

ちなみに、「Kindle日替わりセール」のメールは毎朝午前9時頃に配信されますが、Kindle日替わりセール自体は午前0時から開始されています。

Kindleの無料や割引価格を配信するサービスを使う

2012年に日本でKindleストアが始まって以来、ブログなどでKindleストアのキャンペーン情報が話題になっています。その中でも、継続的に情報を配信する主なサービスは以下のとおりです。

利用可能なサービス

きんどう
http://kindou.info

キンドルセールサーチ
http://goodbooks.jp

電子書籍の窓
http://www.denshishoseki-mado.jp

ここに例示したサイトは、無料や割引価格のキャンペーン情報だけではなく、おすすめのKindle本やお役立ち情報などを配信しています。毎日簡単に手に入れるには、フィード購読やメール登録をおすすめします。

・フィードを購読(定期配信)
多くのサイトにはRSSと呼ばれる最新情報を取得するためのリンク(RSSフィードリンク)が存在します。定期購読するには、フィード購読用のサービスを使うと大変に便利です。(もちろん無料です。)また、専用のアプリを使うとスマホやタブレット端末からも購読できます。

おすすめは「Feedly」というサービスです。日本語対応もしていて簡単な操作で登録完了です。

・メール配信
それぞれのサイト内にメール配信の登録用のボタンやリンクが有りますので、そちらから登録してください。

 

結論

今回は、本当に読みたい本をどうしたら無料や割引価格で簡単に手に入れて読書を楽しむことができるかを、以下の観点から探ってきました。

  1. 新しく加わった本の選択肢
  2. なぜ、Kindle本は無料で売られるのか?
  3. 無料の電子書籍には読む価値があるのか?
  4. なぜ今、無料のKindle本が注目されているのか?
  5. では、どうやって見つける?
  6. 無料や割引価格のKindle本を探すために必要な3つの要素
    • 何が安いのか、無料なのかを知る
    • なぜ安いのかを知る
    • どうしたら見つかるのかを知る

これにより、これまでの「本は定価で読む」という常識にとらわれることなく、同じ本を無料や格安で手に入れることができます。

同じ予算で、これまであきらめていた本も読むことができます。読書三昧を心いくまで楽しむための幅と奥行がぐっと深くなったと言えそうです。

無料や割引価格のKindle本情報を簡単に手に入れるには

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