SMAP騒動に思う – 芸能人はなぜ干されるのか? 2016年の新年早々、SMAP騒動が勃発しました。ここでは、お茶の間でぼんやりと見ているテレビ番組の裏側では何が動いているのか。世間という社会群像が見えてきます。この辺の裏事情を赤裸々に語る3冊の電子書籍をご紹介します。
2016年の新年早々、お正月気分も収まり、やれ仕事と思っている中でのSMAP騒動が勃発しました。あるスポーツ新聞でスクープされ、あわや解散と国民的な騒動にまで発展しました。
このような中、SMAPファンは解散に反対する行動に出ました。彼らのシングルを続々と購入し、あのなつかしいダブルミリオンセラーの「世界にたったひとつの花」は売り上げランキングの上位にまで登りました。
このような中、どのような力関係が働いたのか、最終的には、グループ全員が自分のテレビ番組の冒頭で謝罪することで幕が下りました。特に印象に残ったのは、場面の最後にグループ全員が最敬礼をしました。
この間、あまり注目されなかった事件がありました。韓国で活動する台湾タレントが台湾の国旗と一緒に写った画像を使ったとして、国家的な大騒動になったのです。こちらも最後には、ネット上の動画で謝罪するはめになり、ここでも最後には最敬礼となりました。
どちらも最後は謝罪に終わるが、違いは台湾と中国という国家的な背景と、もう一方はマスコミと国民的な感情が渦巻くもので意味が大きく違うようです。平和な日本を象徴しているように思われます。
この間、日本ではマスコミがひっきりなしにSMAPの解散騒動の顛末を報道しました。なぜここまで、一タレントグループが日本全国、24時間取り上げられるのでしょうか。
もちろん、国民的に人気のグループが注目をあびるのもありますが、これには芸能界やマスコミの裏事情が垣間見れないでしょうか。また、これは日本の世間一般の感覚とも共通するような気がします。
そんな中、注目の3冊を取り上げたいと思います。
まず、文藝春秋が週刊文春で取り上げた2015年1月のインタビュー記事とそれを電子書籍化した1冊です。ここでは、週刊誌からSMAP所属の芸能プロダクション関係者のインタビューを切り出しています。今回の騒動の発端になったというもので、テレビ報道では見えてこない赤裸々な裏話が満載です。
2冊目は、超有力芸能プロデューサーである秋元康氏の仕事と生き方を特集した1冊。彼が活躍するマスコミや芸能界のまわりとは一体どのようなものなのでしょうか。また、どのようにして絶大な才能を発揮しているのでしょうか。芸能プロデューサーの視点からの世界が見えてきます。
そして最後は、タイトルのとおり、ドキュメンタリータッチで芸能界でタレントが権力に押し潰される恐ろしいロジックが語られます。まさしく、今回のSMAPの裏側が見えてきます。今回の騒動の全貌を知ろうと思えば、この1冊は外せないでしょう。
お茶の間でぼんやりと見ているテレビ番組の裏側では何が動いているのか。世間という社会群像が見えてきます。これは、自分が生きる社会一般の常識や通念にも共通するものがあるのではないだろうか、そう思えてしまいます。
これら全て、お手元のスマホの読書用アプリで簡単に楽しむことができます。最初の2冊は、どちらも短時間で読み切ることができます。最後の1冊、『芸能人はなぜ干されるのか・・・』は、本格的なドキュメンタリーです。週末の一時に、新たな観点からじっくり読んでみてはいかがでしょうか。
これら全て、「電子書籍の窓」のトップページまたはトップページのメニュー「格安Kindle本」から確認できます。
それでは、引き続き快適で楽しい読書三昧を。
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いかがでしたか?この本をお読みになってどのような感想を持っていますか?電子書籍の窓は無料や格安のキンドル本を見つけるだけではなく、ご自分が本を読んだ感想を共有できる場でもあります。みんなの読書感想文が集まれば、思いもよらなかったような読書体験ができるに違いありません。
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