Kindle電子書籍リーダー: デジタル本とクリエーターの収入アップとの読書の特別な関係 画像: Kindle Paperwhite第11世代、Kindle Paperwhite第6世代、文庫本: キュレーションの時代、佐々木俊尚)
本日、最新版のKindle電子書籍リーダーが自宅に届きました。今回は、この新しいデバイスに対する期待と、ここから展開する読書の未来像について語りたいと思います。
まず最初に、今回私がこの新しいデバイスを購入したのにはいくつか理由があります。もともと、旧式のKindle電子書籍リーダーを常に愛用する状態だったのですが、今回あえてアップグレードしたのには理由があります。
今回アップグレードした大きな理由は、この電子書籍リーダーというデバイスに対する性能アップに対する大きな期待があったからです。これにより知識のインプットとアウトプットへさらに効率化する期待を高めたいと思ったからです。
この期待には次の4つがあります。
1、スピード(サクサク感)
これまで愛用してきた旧式のKindle電子書籍リーダーは、十分に電子書籍を読書するという観点では十分な機能を持っていると言えました。しかし、ダウンロードした本の数が増え、ハイライトしたコンテンツが増えるにつれ、次第に自分自身の読書のスピードとズレが生じていました。新しいデバイスに乗り換えることで、今の自分自身の読書のスピードと感覚により近いものが得られると思ったからです。
2、画面の大きさ(読書の効率とスピード)
旧式のKindleデバイスが画面の大きさが6インチであったのに対して、最新版のKindleは、6.7インチとなり画面がかなり大きくなりました。これにより、1ページで読めるコンテンツの量が増え、読書にスピード感が出せると考えたからです。
3、操作感(読み進める感覚)
旧式のKindleデバイスでは、ページをめくるスピードやハイライトをするときの反応がかなり遅く感じるようになってきました。このため、時に立ち止まるような感覚を覚えるようになっていました。新しいデバイスでは、CPUも画面の精度も上がっているため、大きな改善が得られると思いました。
4、ホーム画面の宣伝に対する考え方
今回購入したKindleデバイスは、宣伝ありのバージョンです。あえて、宣伝なしのバージョンを選ばなかったのは、自分自身が著者として本をKindleで出版しているなか、どのように自分の本がアマゾンによって宣伝されているのか、また他の方との比較をするなど、今後の自分の本の展開で参考になると思ったからです。
私自身、1日の生活の中で読書は大切な時間です。わざわざ、貴重な余暇の時間を読書に費やしているのは、読書自体に非常に大きな価値を感じているからです。それは、読書をすることにより、次の4つの大きな目的を達成することができると考えているからです。
● 仕事(お金・収入)
著者やブロガーとして、読書から得た知識は自分自身の能力や仕事のコンテンツの質を高め、収入へとつながるものであるからです。
● 自己実現
これまで自分が知らなかった世界を知り、自分自身を成長させていく糧となるものが読書であると考えています。
● 楽しみ/喜び
何よりも、私は本を読むのが大好きです。本の中に入り込み、著者が経験したことやストーリー、まったく知らない能力や世界観を著者と共有して想像力を展開していくのは何よりも楽しみです。
● つながり/共感
読書の大きな目的は発見とアウトプットです。noteに記事を書き、Twitterで自分の考えをシェアした先に、同じ世界観を共有してつながっていく友人たちとの会話をとても楽しみにしています
私は紙の本でも電子書籍でも両方で読書します。しかし、ますます最近、デジタルで読書をすることが多くなっているのには理由があります。それは、読書から得た知識を深掘りしてアウトプットするための時間や労力が、感覚的に10分の1にすることができるからです。その入り口としての最適なツールがKindle電子書籍リーダーなのです。
ときどき、Twitterなどで「本のタイトル + 読了」と簡単な感想のメッセージをを投稿する人がいます。私にはこれが信じられません。ちまたの読書術には、「読書のアウトプットをSNSでする」というアドバイスがあります。例えば「読了。興味深かった」というメッセージ(読み終わったことを他の人に伝える?)に何の意味があるのでしょう。
私自身、読書に対する強い信念があります。私のめざす読書は、単に多く、早く読むだけの読書ではなく、深く掘り下げる読書をすることにより、本の著者と深いレベルでの思考でつながることです。これにより、自分自身の知識の理解や思考を横展開していくことができるからです。
私は、紙の本ではなくKindle電子書籍リーダーで読書をすることにより、読書から得た知識を最短で発見とアウトプットに結びつける方法を開発しました。
読書より得た知識を収集し、データベース化していく。そしてそれを深いレベルまで深層読書していくことにより、自分自身の知識を整理し知識のデータベースとして、後からいつでも取り出して活用することができるようになります。
知識のデータベースを作ることができれば、そして、それをいつでも取り出すことができれば、自分自身の仕事や趣味に大いに活用することができます。これを、現在進行中のプロジェクトにジャストインタイム、またアジャイルなアプローチでプロジェクト管理で同期させ、さらに大きな展開を期待することができます。
今回の、Kindle電子書籍リーダーのアップグレードは、現在私が進めている、知識のナレッジベース化とアジャイルなプロジェクト管理の手法の開発の一環と考えています。
ここから全く新しい、知識とそれを活用したインプットからアウトプットまでの一環したプロセスを手に入れることができます。そしてそれを大きな成果へと結びつけていくには、どうしたら良いのか、そのプロセスをお見せしていきたいと思います。
知識の収集を時短でアウトプットまでつなげる方法については、大山賢太郎の最新著書で詳しく解説しています。
デジタル読書のすすめ: クリエーターのための知識の収集からアウトプットまでの一貫したプロセスが手に入る!
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