大型書店とAmazonの関係: 大型書店を知ればAmazonでベストセラーになる？
この記事では、大型書店とAmazonの意外な関係に気づいたことで、Amazonで本が売れる理由を発見しました
その後、この関係をうまく利用することで、普通の作家がAmazonベストセラーとなっていった理由を探ります。
目次
私はある週末、東京のとある駅前にある大型書店であてどもなく本を探していました。
なにか特別な本を探していたわけではありません。
その直前にAmazonのベストセラー入りのバカ騒ぎから、一気に転落した祭りの後のような気が抜けたフワフワした気持ちでした。
ただ本が大好きで、時々訪れるからなんとなくというだけです。
足は自然とビジネス・セクションのマーケティング・カテゴリーへと進んでいきます。
まずは目に平積みの本が飛び込んできます。ざっと見渡した次は本棚の背表紙のタイトルを横に流し読みします。
そして、そのうちの一冊が目に止まり、そのすぐ近くにある数冊が気になりました。そして、それらを手に取ってパラパラとめくり始めます。
その時、ふと気がついたのです。
これ、Amazonと同じではないだろうか？
そもそも、何故Amazonで突然バカ売れしたのか。またそれ以前に、一体どうやって読者はAmazonで自分の本を購入してくれるのだろう？
Amazonは世界最大の書店です。日本でもそうです。
何十万人という人がこの本屋さんを訪れ、何十万冊という本の中から本を探します。
リアル書店に例えてみれば、自分の本は本棚の下の引き出しの奥の方にしまってあるような出版したばかりの本です。
その時、自分の本のことが頭に浮かびました。
無名な作家が初めて出したような本が、なぜ突然バカ売れしたのだろう？
そこからAmazonで起こったリアルなシーンが目の前を展開していきます。
失敗のポイントから必死に逆算して考えます。（業界ではリバースエンジニアリングというようです。）
リアル書店では、本の出版社、書店とこの間を仲介する取次と呼ばれる会社が、どんな本をどの書店に配布するかをおおよそ決めています。
実際に本をどの本棚に置くか、どの本を平積みにするかは書店員さんが決めるようです。
この平積みかどうか、本棚の目立つ場所に置くかどうかという店員さんのさじ加減で、本の売上は全く違ってきます。
Amazonなどのオンライン書店もこれに似ているのではないか？
そして、Amazonの本を出版するときの設定画面から何か違いを作っていたのかもしれない・・・。
実は、Amazonのサイトの仕組みや店員が操作しているように感じるかもしれませんが、多くの場合は個人の作家は自分で設定画面などから操作することができることに気がついたのです。
どんなことをしたかって？
一言で言うと、自分の本を心から気に入ってくれる読者をピンボイントで特定し、狙ったお客さんが必ず行くカテゴリーの本棚を選び、彼らから見やすい場所でよく売れている有名な競合本のとなりに置いてもらうように工夫できるのです。
これに加えて、Amazonが得意のタイムセールののりで、割引価格や無料プロモーションも効果的でした。
自分の本を期間限定の無料や割引価格のキャンペーンで一気に集客することもできたのです。
これにより、リアル書店のようにAmazonのカテゴリー本の棚で平積みになります。
するとなんと、Amazonでは複数のカテゴリーに登録可能ですが、一度一つのカテゴリーで上位表示（平積み）されると、別のカテゴリーでも上昇の連鎖が始まったのです。
たったこれだけのことでも、ベストセラーを生む大きな原動力を作り出すことができるのではないか！
そう考えて、これを本の棚に参加している作家さんに試してもらうと、何人もの作家さんが、いくつものカテゴリーでベストセラーとして再現されるのです。
でも、私のような失敗のリスクを犯してはいけません。それだけは避けてください。
でも一体どのようにして？
それは、ある一つのことをすることです。
もし興味があれば、下のリンクから質問にお答えください。
あなたの返信をお待ちしています。
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いつもありがとうございます。
本の棚
大山賢太郎
追伸:
このあとの配信では、これまで気が付かなかったようなベストセラー作家となったことによる、隠された利益についてお話いたします。
「ストーリー 3/4」で始まる件名ですのでお見逃しなく。
それでは次回をお楽しみに。