Last Updated on 2018年10月30日 by 大山賢太郎
以下のKindle無料キャンペーンは盛況のうちに終了いたしました。ご協力ありがとうございました。無料キャンペーンがどう販売部数に関係していくか、この後検証していくことになります。ご興味の有る方は、今後アップデートされる「キンドル出版をされる著者の方へ」ページをご覧ください。この機会をきっかけに、個人の著者の方が続々と利用されることを期待しています。
Kindle無料キャンペーン開催のお知らせ 最近、大手出版社のKindle無料キャンペーンが次々と開催されています。これは本好きにはたまらないイベントです。電子書籍が始まって初めて可能になったことです。大手は、これを利用して本の販売数をドンドンと伸ばしています。
しかし、キンドルで続出した個人の著者はこの影に隠れて恩恵を受けていないように感じられます。お金を払った読者も無料の販売に抵抗を感じる著者も少なくありません。無料で本を売って本当に売上は増えるのか?今回の無料キャンペーンがその答えを出します。
目次
誰でもがアマゾン・キンドルで本を販売できるようになった。でも・・・
2012年秋にアマゾンが日本でキンドルを開始してから、誰でもが費用をかけずに本をアマゾンのプラットフォームを使って販売できるようになりました。その後、個人の参加も増えてキンドル本の数は急速に増えて市場は急拡大しています。
御存知の通り、これまで書店やオンラインショップで販売されてきた紙の本では、定価販売が常識でした。これが、アマゾンと電子書籍の登場で大きく変わりつつあります。なんと、これまで「黒船来航」と大騒ぎしていた大手出版社がキンドルや楽天Koboで無料や割引キャンペーンを次々と開始したのです。
無料や割引キャンペーンは大手出版社の特権?
では、出版社を通さずに本を販売している個人の著者は一体どうしているのでしょう?まだまだ知られていないのですが、キンドルではKindle Selectというプログラムで一定の条件を満たした書籍は、90日に一度最大5日間の無料キャンペーンを行うことができます。
しかし、大手出版社が幅を利かせているのに対して、個人の著者が無料キャンペーンをきっかけにベストセラーを連発したなどという話は聞こえてきません。一部の著者は、すでに有料で購入した読者からの否定的なレビューやコメントに敏感に反応しているとも言われています。
今どき、タイムセールやキャンペーンは当たり前の世の中で、ずいぶんと後ろ向きな議論のような気がします。大手のブランドがやり放題の中、個人の著者は品行方正な貧乏作家でいるのが当然だというのでしょうか?
そこで、満を持して無料や割引キャンペーンを行います
私どもは、アマゾンが著者用のプログラムの中に用意してくれた仕組みは最大限に活用するべきだと考えます。読者にとっては、このタイミングを捉えれば無料で読みたい本が手に入ります。著者にとっては、より多くの人に自分の本を読んでもらい作品に触れてもらうことができます。そして、しっかりとした評価が得られれば、その後の販売へと結びついていくはずです。
実際に、アメリカのキンドルでは個人の著者が無料キャンペーンを有効活用してベストセラーとなり、その後の展開へと結びつける例が続出しています。本当に日本でもそれが可能なのかどうか、是非とも試したみたいと考えました。本好きのあなたも、是非、このキャンペーンに参加してその実態を体験して下さい。
無料キャンペーンの詳細:
以下の通り無料キャンペーンを実施します。
- 期間:2015年3月11日(水)〜15日(日) [正確な開始時間はメールでお知らせします。]
対象となる本:Kindleで人生2度目の読書三昧:素晴らしい読書体験が手に入る!
(「読書三昧」または、ASINの「B00SLI7XJE」で検索して下さい。 )
対象となる国は以下の通りです。
※ご注意:上にリストされた国にお住まいの方は、地元のアマゾンのアカウントでログインして購入の手続きをする必要があります。全てのアマゾンで商品番号(ASIN)は同じB00SLI7XJEです。トップ画面からこのASINで検索しても表示できます。海外から無料で購入を検討の方は、「海外在住の方が日本語のキンドル本を購入して読書三昧する方法」を参考にして下さい。
質問を多数頂いています。こちらがその答えです。
- もうお金を払って買ったんですけれど・・・!
次の情報配信で、支払った価格以上の価値とお得感を提供します。
- 今後、同じような無料キャンペーンや割引セールの情報を毎日メールで配信します。こちらの「無料・格安キャンペーン情報配信」から登録して下さい。
- キンドル本のお役立ち情報やより深い情報をブログで配信していきます。
- お金を払っている人がいるのに、無料にするのは裏切り行為じゃないですか?
これまで、出版業界特有の再販価格維持制度により紙の本は定価で販売されてきました。数年前、政府は電子書籍はこの対象ではないことを表明しました。従いまして、電子書籍はアマゾンや楽天市場にある他の商品と何ら変わりありませんし、すでに大手出版会社が続々と無料や格安のキャンペーンを実施しています。個人の著者が同様のことをしてはいけない理由はありません。
タイムセールや期間限定で価格設定を変えるのはデパートやスーパー、ネット上にあらゆる商品で行われ、また消費者もその恩恵を受けています。私どもは、そのような情報に価値を追加する形でお届けしていきたいと考えています。
この後、キャンペーン開始に先立って本好きのあなたが無料や格安の本をザクザクと手に入れるための情報をお届けしていきます。
この後の配信にご注目下さい。
追伸:
この後の無料や格安キャンペーン等の配信を受け取るには、今すぐ、下のボタンをクリックしてメールアドレスをご登録下さい。
最後までお読みいただきありがとうございました。有料のキンドル本が期間限定で無料キャンペーンとなることについては、まだまだ議論が有るところです。
これをお読みになったあなたはどう思いますか?是非、以下のコメント欄にあなたのお考えを聞かせて下さい。
私ども電子書籍の窓は、個人の著者が大手出版社と同じ土俵で立派に戦うことを応援します。是非、この情報をご家族やお友だちに知らせてあげて下さい。
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