Last Updated on 2022年6月12日 by 大山賢太郎
本の販促効果 この記事では、本の棚が配信する無料・割引価格のキャンペーン情報配信の販促効果の最新情報をお届けします。
本の棚は、無料・割引価格の本のキャンペーン情報を読者向けに毎日配信しています。
直近の半年間の期間では、2,000冊を数える配信を本が大好きな読者にお届けしています。
ここから、日々様々なデータが手元に集まってきます。
この配信結果は日々分析の対象となり、より楽しく快適な読書を楽しんでいただくように配信の内容に改善が加えられています。
どのような本が読者に関心が高いのかはもちろん、本のタイトルや表紙、人気の本の読者の反応が毎日の配信から見えてきます。
本の棚の販促配信からどのように売上に結びつけることができるのか、その驚きの具体的事例を解説していきます。
※ この記事に追加して、7つの本のマーケティング事例についても合わせてご覧ください。
目次
本の販促効果: 最近の本の棚のキャンペーンから驚きの効果
本の棚で無料や割引価格のキャンペーンとして掲載する書籍は、本の棚の「平積みコーナー」に掲載されるとともに、無料や割引キャンペーン、本のジャンル別にカテゴライズされて表示されます。
同時に、あらかじめ本の棚のメール配信リストにジャンル別に登録をした本が大好きな読者へ一日に一度メール配信されます。また、SNSにも同時に掲載されます。
自ら読者登録して読みたい本をジャンル別に登録した読者は非常に関心が高いのが特徴です。
この結果、メール内のリンクをクリックしてサイトページを訪問するだけてなく、購入ボタンをクリックする割合が格段に高くなります。
実際に配信された典型的な例として、以下の直近の2冊のケースを見てみます。
ほんわか幸福論: （2018年11月9日18時配信）
配信直前: 2,186位（2018年11月9日16時）
配信15時間後: 950位（2018年11月10日7時）
LIFE is SHORT: 短すぎる人生の時間管理術（2018年11月12日19時30分配信）
配信直前: 2,473位（2018年11月12日19時）
配信10時間後: 121位（2018年11月13日5時）
これらは、どちらも配信されたメール内の最後に特集書籍としてハイライトされたものです。
もちろん、本の棚以外の要因も考えられますが、6時間程度の短期間の変化ですのでおおよそ本の棚効果と言えると思います。
ここから非常に大きなインパクトがあることがおわかりいただけると思います。
これらの効果は、メール配信でジャンル別を登録した読者へ直接配信されることが一番大きな理由としてあげられます。
重要なポイントは、メール配信の特徴を理解しどう活かすかという点です。
メール配信の効果は配信直後から始まりますが、配信された時間帯にもよりますが、配信後の数時間から半日程度が最大の効果を発揮します。
その後、メールからの反響は2日間程度で収束します。
本の販売促進を無料・割引価格のキャンペーンを最大限に活用する方法
ご存知のとおり、AmazonのKindleでのキャンペーンは90日間に5日間という制限があります。
売上を上げるためには、このような間隔で開催するのが一番効果が高いというAmazonの過去の分析によるものと推測されます。
巨大オンライン書店のみならず、世界最大のWEBショップのAmazonですので、この辺は抜かりないデータと言ってよいのでしょう。
では、これに合わせてどう行うのか？
最も効果が高いのは、次のようなケースが考えられます。
1. 無料キャンペーンと本の棚の掲載とメール配信を同時に行う
Amazonの無料キャンペーンの開始は、Amazonの本社がある米国シアトルの午前0時に合わせて、日本時間ではキャンペーン開催当日の午後4時（夏時間では午後5時）となります。
この日に合わせて、本の棚の無料キャンペーンとを同時に行います。現在、本の棚は当日の夕方に配信しています。
従いまして、ちょうど良いタイミングでAmazonの無料キャンペーンを始めることができます。
Amazonのランキングは一時間ごとに更新されます。ランキングの上昇に一番大きな影響を与えるのは、直近の販売ページの訪問と実ダウンロードの一人割合です。
つまり、アクセス数とコンバージョン率（成約率）とを上昇させることができます。
これにより、ランキングが上位表示され、Amazonのより多くの場所で表示されるようになり、商品ページへのアクセス数と成約数が増していくという好循環をトリガーすることができるのです。
これを他の販促の方法を組み合わせることができれば、ランキングの上昇スパイラルでさらに効果が高まります。
もしできれば、5日間の無料キャンペーンの一日前にもう一度フォローアップをかけ、キャンペーンが終わることを緩やかにリマインドすると更に効果的です。
※ 重要
これは既存の販売中書籍を前提としています。新規リリースの場合には、周到な準備をしておくことにより、新規リリース本の販売開始の直後からランキングを上げていくプランを立てることも可能です。これについては、別途、詳しく配信していきます。
2. 割引キャンペーンと本の棚の掲載とメール配信を同時に行う
Amazonの無料キャンペーンは、90日間に最大5日までという成約があります。
あらかじめ予定を組んであればよいのですが、そうではなく、急な都合や別の理由で販売数を伸ばす方法を考えたいこともあります。
そのようなときには、無料キャンペーンの制限を受けない範囲で割引キャンペーンを開催するという方法もあります。
例えば、500円で通常は販売している本を一週間程度半額の250円にし、割引キャンペーンとして本の棚から配信します。
毎日のキャンペーン向けのメール配信に加え、さらに効果を高める方法もあります。
これを著者オンステージという、著者のプロファイルやストーリーを読者向けの別の記事として配信するというものです。
自分の本と著者としての自分自身をより多くの読者に知ってもらうというのがここでの目的です。
これについても、さらに別の配信で詳しくお伝えいたします。
本の販促効果 – 今後の本の棚の著者マーケティングの最新アップデート情報を受け取る方法
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この後からも、本の棚著者ブログで本の販促効果について詳しい情報を配信していきます。
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