Last Updated on 2022年6月12日 by 大山賢太郎
中澤信幸: 人を幸せにする生き方 – 生きがいと喜びを見つけた32人のストーリー
本の棚のミッションは、スマホやタブケットの本の棚となっていつでもどこでも読者が読みたい、すぐに読みたい本をお手元にお届けすることです。
この目的で、毎日、無料やバーゲン価格の本の最新情報をお届けしていますが、これに加えて「読者の広場」と「著者の広場」があります。
「読者の広場」では、ここ数年の本に関連するさまざまな魅力的なサービスが登場しています。さらに本を読むときに役立つツールやサービスなどの情報があります。
さらには、個々の個人作家さんに焦点を当て自身を持っておすすめする「著者オンステージ」があります。
目次
著者オンステージ: 本の棚がお届けする新しい視点からの著者紹介コーナー
著者オンステージでは、これまでほとんど知られることのなかった日ごろ手にする本の書く側に注目して、その裏側のストーリーを紹介してまいります。
今回は、この「本の棚: 著者オンステージ」が紹介する著者リストからの初回登場者として、「中澤信幸」さんを紹介させていただきます。
中澤さんは、神奈川県相模原市にある大野キリスト教会で、現役のキリスト教牧師をされています。
その中澤さんが一念発起して自己啓発の本を個人出版しました。
その「人を幸せにする生き方」は自己啓発本のひとつであり、中澤さんの考え方、そして彼の人生そのものです。
はじめての著作ながら、出版直後から着々と高い評価を集め常に上ランキングに仲間入りしています。
その内容は、現役の牧師として積み重ねた経験を通じ、生きがいと喜びを見つけた32人のストーリーから、自分自身の成功だけでなく周囲を幸せにすることを軸として生きるように勧めています。
特に「人を幸せにする人」=サーバントという切り口で、大切な考え方を提示しています。
じっくりと読むに値する、ふとした気付きから新たな展開が生まれてくるような内容です。
本の棚: 著者紹介の第一回に登場の注目すべき個人作家さんとしておすすめします。
本のあらすじ
本当に幸せな生き方ってどんな生き方だろう?と考えたことはありませんか。この本には、その答えが書かれています。
ひとことで言うと、人を幸せにする人こそ自分も幸せになれる、ということです。そのために、人に仕える者=サーバントとしての生き方を紹介しています。
人を幸せにする生き方は、キリスト教の中心的な教えです。それを現役のキリスト教牧師が、信者でない方々にもわかりやすく解説する本になっています。
サーバントが大切にする考え方と、その実例としてのストーリーが多数掲載されています。
中澤信幸: 人を幸せにする生き方 ストーリー・ビハインド・ストーリー
著者の中澤信幸は、4代続くキリスト教徒の家庭で生まれ育ちました。父親がキリスト教の牧師をしており、著者自身も牧師になりました。ある意味では、純粋培養のキリスト教徒、牧師ということができるでしょう。
ところが、大学生時代、著者はひとつの経験をしました。友人が真剣に打ち明けてくれた悩みに、何も応答することができなかったのでした。
それ以来、「一般の人々に対して、キリスト教は何をもたらすことができるのだろうか」と問い続けてきました。キリスト教は、信者にとってのありがたい信仰以上のものなはずだ、と探求してきました。
20年以上にわたる問いの結果、ひとつの答えが見えてきました。それこそが、誰もが人を幸せにするために生きるべきである、というこの本のメッセージです。
このことは、キリスト教徒だけでなく、普通に生活する多くの人にも届く、イエス・キリストの教えである、と確信しています。
本書から得られる気付き
自分の生き方に自信がもてないと、あれがいいと聞けばあれを試し、これがいいと聞けばこれを試し、と右往左往してしまいます。
私自身もそうでした。書店の自己啓発書のコーナーに行き、そのときどきの流行りの書物を手にとって購入することを繰り返してきました。
しかし、残念ながら、どれも自分のものとすることはできませんでした。結局、生き方の根本の方向性が違っていたからです。
人を幸せにする生き方は、単に自分の成長と成功を目指すものではありません。人を幸せにすることによって、自分も幸せになることができる、そういう生き方を示しています。これまで、多くの自己啓発書を読んで来られた方であれば、明確な方向性の違いをすぐに理解していただけるはずです。
この本を読み終わったとき、「これが私の目指したい生き方だ」「自分もこうやって生きよう」とスッキリするはずです。もう、あれやこれや、と迷う必要はありません。人生の軸になる考え方がはっきりし、すがすがしい気持ちになるでしょう。
人を幸せにする生き方 – 生きがいと喜びを見つけた32人のストーリー
「人を幸せにする生き方」は、今後も出版されるシリーズの第一弾となります。名刺代わりに、アマゾンのKindle本として、当面無料で提供させていただいています。ぜひ、ダウンロードして、読んでください。きっと、ご自分なりのサーバントとしての歩みを見つけることができるはずです。
その最初の部分を抜粋・・・
第一章の前半の抜粋
第1章 サーバントはどんな人?
サーバントのイメージ
この本に出てくるサーバントはどんな人でしょうか。
特別な職業や立場に限定されません。誰でもサーバントになることができます。
完璧なサーバントに出会うことはごくまれです。でも、まわりの人たちの中に、「あっ、この人サーバントかも」という人がいませんか。
理想のサーバントはこういう人です。
- 人の役に立つことを使命としている人。持っている能力、時間、財産、関心など、すべてを用いて人を助けたり、支援したりする。それをなによりの生きがい、やりがいとしている。
- 他人の気持ちや考えを汲んで行動する人。常に目の前の人に寄り添い、思いや考えをよく理解することができる。自分の利害よりも、相手に対する思いを優先して行動する。
- 良いことを願い、強い意志で実行する人。正しいこと、必要なことを見定め、そのためにすべきことを知っている。人の意見、状況や環境に左右されず、成し遂げる。
- 助けられやすく、協力されやすい人。自分にできることできないことをわきまえて、人に頼むのが上手。周囲の人が助けを惜しまず、なぜか協力する人の輪ができる。
- 小さなことにも忠実に取り組む人。事の大小にかかわらず、与えられた責任をきちんと果たす。人によって態度を変えず、いつも安定している。
- 人を誘い、一緒に巻き込んでいく人。誰に、何を、どのように頼むとよいかを知っている。傍観者を当事者に変え、意欲的に取り組むコミュニティを作り出す。
- 敵を作らず、まわりから感謝される人。誰も悪者にせず、平和な解決策をもたらす。穏やかさが好意的に受けとめられ、感謝されている。
- 役に立つと信頼されている人。困ったときに助けを求められる。一生懸命にやってくれて、どうにかしてくれるだろう、と信頼されている。
- 冷静に状況判断ができる人。精神的にいつも安定している。思いがけない状況も冷静に受け止め、的確な判断をし、最善を尽くす。
- 与えることで影響力を持つ人。自分の持っているものを惜しみなく与えることができる。その結果、良い信頼関係を築き上げ、影響力を持つ。
サーバントとして歩む利点
では、サーバントとして生きると、どんな良いことがあるのでしょうか。利点と思われることの例をあげてみます。
- 目標、生きがい、やりがいを見いだせる
- 自分が有益な存在であるという実感が持てる
- いちいち損得を考えて振り回されることがない
- 自分を正しく理解してもらうことができ、正直に生きられる
- やりきった感をもって一日を終えることができる
- 仲間と協力して仕事をするのが楽しくなる
- 人との適切な距離を見いだし、信頼関係を築くことができる
- 人の評価を気にすることなく、自信をもって行動できる
- 希望をもち、楽観的に取り組むことができる
- 生きていること自体が喜びである
あなたにとって一番魅力的なのはどの点ですか。自分のものにしたいことはどれですか。自分とはほど遠いなと感じるのは何でしょうか。
サーバントとして生きることによって、あなたにとって大切なものが手に入るように願っています。
中澤信幸: 人を幸せにする生き方 – 本書を読んでくださった読者への特典
今回、読者への特典として、「サーバントが大切にする10の考え方」をA4一枚のPDFにまとめました。詳細は、以下のリンクをクリックしてダウンロード方法をご確認ください。
サーバントが大切にする10の考え方
四代続くクリスチャン家系に生まれる。苦悩する友人の助けになれなかった経験をとおして、人の役に立つ生き方を志し、キリスト教牧師になる。モットーは「いつだってあなたのために」。人に仕える歩みによって、自分もみんなも幸せにすることを提唱し、サーバント・リーダーシップの探求を深めている。本の棚著者ページ: 中澤信幸
大山賢太郎 さんのコメント:
中澤さん、さっそく「サーバントが大切にする10の考え方」をダウンロードさせていただきました。アイコンが可愛くて、印刷して持ち歩きたいです。ありがとうございます。