Last Updated on 2022年6月12日 by 大山賢太郎
飛田弘一: ゼロから始めて自然と書ける、小論文の手引き
今回ご紹介する著者オンステージの作家さんは、飛田浩一さんです。
飛田さんは長く文章の構成のお仕事に専念してこられましたが、かねてから磨いてこられた小論文のノウハウを一冊の本にまとめました。
新潟在住の飛田さんは、かねてから小論文が大学入試やビジネスなど、ますます重要な役割を果たすようになってきたと感じていました。
そこで、地元の新聞社などに投稿するなど、彼の特別なスキルを公開すると驚くほどの反響があったといいます。
そこで一念発起、自分が積み重ねてきたノウハウを一冊の本にまでまとめ上げたのが「飛田弘一: ゼロから始めて自然と書ける、小論文の手引き」です。
自分の経験や考え方をロジカルにまとめ、人に伝える。
重要なこととわかりつつも、なかなか実践できない大切なスキル。この機会に一度確認してみてはいかがでしょうか。
目次
本のあらすじ
大学入試や採用試験で導入が進んでいる小論文。でも、受験生からは「どう書いたらいいの?」という声をよく聞きます。
そんな、小論文をゼロから練習する人のために、本書では「小論文とは何か?」という超基礎から、実践に即した練習まで、この一冊ですべて行えるようになっています。
もちろん、ある程度小論文の練習が進んだ受験生をはじめ、会議や商談を成功させたいというビジネスパーソンにもオススメです。
ストーリー・ビハインド・ストーリー(経緯や背景)
小論文というと一昔前は捨て科目 、あるいは受験生の指標を測る参考程度に過ぎませんでした 。
それが今や 、国公立大学をはじめ 、有名私立大学など 100 校以上の一般入試で採用されており 、受験生の幅広い思考力を見る上で重要視されてきています 。
それは民間企業の採用試験においても同様であり 、国家公務員 ・地方公務員の採用試験をはじめ 、司法試験や各種資格試験でも小論文は重要視される傾向にあります
そのような中 、大学入試を控えた高校生や 、就職活動中の大学生から 、 「小論文はどう書いたらいいの ? 」 「書き方が分からない 」という声をよく聞きます。
この本を書いたきっかけ・・・
私も大学入試や就職活動のときに小論文の講座を受け 、関連の参考書を買って読んでみましたが 、いまいち書き方が分かりませんでした 。
ご多分に漏れず 、私もかつては文章を書くことが苦手でした 。
しかし 、大学時代の卒業論文を書くという経験が 、その苦手意識を変えてくれることになります。
この経験から文章を書く楽しさを知った私は 、その時々に自分が考えたことを文章に書く習慣ができました。仕事をするようになった現在でも 、この習慣は変わらずに続いています。
また 、最近では筆ならしも兼ねて 、地元新聞の読者欄に小論文の書き方を意識した記事を投稿し 、何度か掲載させて頂いたりもしました。
そんな中でふと思ったのです。
- 「もしかしたら 、私が普段文章を書くときの手順は 、小論文を書くにあたっての手順にもなりえるのではないか ? 」
- 「この書き方の手順をわかりやすくまとめて提供すれば 、小論文の書き方に悩んでいる高校生や大学生の助けになるのではないか ? 」
これらの思いが本書を書くきっかけとなりました。
この本を角にあたって苦労したこと・・・
本書を書くにあたっては、様々な資料を吟味し、実際に何度も時間を計って書く中で得られたデータをもとにしています。
それは、本当に小論文が書けるようになる本を提供することで、私が高校生や大学生のときに苦しんだ小論文で 、今の高校生や大学生に同じ思いをさせたくはないからです。
そんな想いを込めた本書で実践し、「なんだ 、今まで難しいと思っていたけど、小論文を書くのって面白いじゃん 」と、こんな気持ちで小論文の受験を軽々突破してもらえばと思います。
また 、本書は受験生のために書いたものですが、 「よい論文を書きたい 」という大学生 、大学院生をはじめ 「説得力のある文章を書きたい 、会議や商談を成功させたい 」という社会人の方にもお勧めします 。
説得力のある考え方 、文章の書き方が身に付くことでしょう。
この本をお読みになる読者の方へのメッセージ
私も小論文の参考書を何冊か買い、数万円の講座も受けましたが、結局書き方がわからず、本来の志望校や企業をあきらめざるを得なかったという悔しい経験があります。
今考えると、適切な練習で一番得点源になる小論文ができなかったことはとても悔しく、「そうであるならば、書けるようにならない小論文の参考書や講座を一掃する思いで、本当に書ける小論文の参考書を作ろう」との強い思いが本書を書く一番のきっかけになりました。
本書を書くにあたって参考になる書籍が思いの外すくなく、一時は執筆をあきらめかけました。
しかし、「本当に書けるようになる小論文の参考書を作る」との思いは断ちがたく、地道に関係資料にあたり、時間を計って書くテストを繰り返してようやく本書の完成にこぎつけることがてきました。
大学入試や就職を控えたあなたには、かつての私のような悔しい思いはしてほしくありません。ぜひ本書を手にとって「売るためだけ」に書かれた小論文の参考書や講座とは決別してください。
この本を読むメリットを一言で
小論文試験に必須の一冊!
本書では、「小論文は初めて」という人から、ある程度学習が進んだ人まで、その人のレベルに合わせた練習が可能です。
もはや数万円もかかる「小論文の講座」を受ける必要はありません。これ一冊で小論文のお悩みすべて解決すると断言します!
飛田弘一: ゼロから始めて自然と書ける、小論文の手引き
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新潟県出身 ・在住 。書籍原稿の誤字 ・脱字を確認する校正の仕事と 、日々文章を書く中で培ったノウハウをもとに 、本格的な執筆活動を開始 。従来の小論文指導とは一線を画す 、テクニックと中身の伴った本格的な小論文の指導を 、小論文の書き方のスタンダードを全国に広めるべく活動中 。本の棚: 飛田弘一著者ページ
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