Last Updated on 2018年10月30日 by 大山賢太郎
ニート、ひきこもり、うつだった僕の電子書籍作家への道 「電子書籍の窓」をご覧の皆様はじめまして。瀬海歩(せかいあゆむ)と申します。現在35歳の男です。沢山の方に読んでいただけるこのような機会をいただき嬉しく思っております。誠にありがとうございます。
私は、2013年の08月より、自称電子書籍作家として活動を開始するまで、長い間、「ニート」「ひきもり」「うつ」でした。どのくらいこの状態だったかといいますと、4年以上です。30歳過ぎても親のスネをかじり、仕事については辞め、仕事については辞めそして、ひきこもる、という事を繰り返しておりました。
社会から取り残された気がするニートという状態がいかに辛いことであるか理解できます。友達が出世する、結婚する、子どもを授かる。それなのに自分だけ時間が止まりひきこもったまま・・・。
おまけにうつで考えがまとまらない、決断できない、常にだるい。生きたまま埋もれていくような日々でした。母が他界し、目の視野を一部失い、生きるのが辛くなった時期もありました。
目次
人生を変えた本との出会い
そんな時、『ソース―あなたの人生の源はワクワクすることにある。』という本を読みました。ものすごく簡単にいうと、「ワクワクすることをしましょう。ワクワクすることは全部同時にやりましょう。」という本です。私はこの本を読んで価値観がガラリと変わりました。
この本を読むまでは、「仕事は飯を食うためにするもので、好きか嫌いかは関係ない。」本気でそう思っていたからです。
「好きなことを仕事にしていいんだ!」そんな気持ちにさせてくれました。なんだか、ずっと抱いていた人生の違和感を取り除いてくれた気がしました。
その後、コーチ(私は月1回コーチングというものを受けています)がずっと話を聴いてくださり、どうやら自分は「楽しいことを発掘して、それをレポートにするのが好きなんだ」ということがわかりました。
明るい兆し。KDPとの出会い
ずっと暗闇だった私の人生に、転機となる出来事が起こります。KDP(キンドルダイレクトパブリッシング)というものの存在を知ったのです。あのAmazonで自分の本(電子書籍)を出版できるらしい。しかもKDPセレクトというプログラムに参加すると、ロイヤリティはなんと70%だと知りました。
「すごい!!私も出版してみたい!!」
数々のチャンスを見送り三振してきた私は、すぐさまKDPで電子書籍の販売をするために銀行口座を開設し、手続きをしました。
私が最初に作った電子書籍が1冊売れた時の喜びは今でも忘れられません。誰かお客様が、Amazon.co.jpの商品の一つとして、私の電子書籍を購入してくださったのです。私が2013年に最初にいただいた印税は「105円」でした。
最初はロイヤリティ(印税)なんてどうでもよかったのです。自分が書いた文章を読者の方に読んでいただける。それだけでもニートだった私には貴重な社会とのつながりだったのですから。
月に50冊以上売れちゃった!
しかし、売れてくると嬉しいもので、現在では総販売数が1300冊以上、ロイヤリティ(印税)は6ケタになりました。
今月の販売数は58冊です。毎日売り上げ画面を凝視しているので、彼女に「売り上げ画面見すぎだろ」とツッコまれています。
そうそう、忘れてはいけないのがこちらの「電子書籍の窓」さんで拙著をご紹介いただき、4日で14冊も売れました。(他の電子書籍を含む)。凄い効果だなと驚きました。心から感謝しております。
私は、引きこもりの時からずっと、続けていることがあります。それは、人生でやりたいことリスト100というものを書いていて、そのリストに、ニート卒業、ひきこもり卒業、うつを克服すると書いていたんですね。Amazonでの出版が生きがいとなったおかげで、そのリストがどんどん達成されてきました。
ついにニート、ひきこもり、うつを卒業
ニートだった私が電子書籍作家という仕事を得て、ひきこもりだった私が海外旅行にいけるようになり、うつだった私が楽しい休日の過ごし方をご提案する専門家になりました。
もし、今、ニート、うつ、引きこもりの方がいらっしゃいましたら、是非伝えたいメッセージがあります。それは、「自分を責めすぎないで。」ということです。
自分を責めすぎると立ち上がれなくなるからです。
あなたが好きなことや楽しいことを始めようとすると、「好きなことで食っていけるのは一握りだ」とか、「無責任だ」とか、「自分だけ楽しく過ごそうなんてずるい」などのことを思ったり、言われたりするかもしれません。
そんな時こそ「自分を責めないでください。」
中には楽しいことや好きなことをすることが悪いことだと思っている方もいらっしゃいますが、そんな幻想は捨ててしまいましょう。
あなたたの心の中のワクワクを大切にして欲しいと思います。
私の場合は、楽しいこと面白いことを発掘してホームページやブログ、電子書籍であなたに教えることが生きがいになっています。
この生きがいを通して、楽しいことや面白いことだけではなく、自分の体験(失敗や葛藤など)もすべて電子書籍のネタになるという考え方になりました。これからもっともっと楽しいことを発掘して、あなたやあなたの周りに笑顔が増えるような電子書籍を書いていきたいです。
最後に読書好きな皆様に、自分の書籍ではなく、マイク・マクマナス著『ソース―あなたの人生の源はワクワクすることにある。』という本をオススメして、締めくくりたいと思います。ありがとうございました。
瀬海歩
電子書籍の窓からのお知らせ
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大山賢太郎 さんのコメント:
瀬海さん、素晴らしいストーリーですね。それに、Amazon KDPが果たしている役割も素晴らしいですよね。もっともっとKDPを通じてワクワクの作家さんが排出されるといいですね。これからの展開、楽しみにしています。