Last Updated on 2018年10月13日 by 大山賢太郎
スマホでKindle Unlimited: あなたは最後に図書館に行ったのはいつですか?私たちの毎日の生活で仕事や雑務に追われ、自分の好きな時間を過ごすか処分時間はますます減っています。
しかし思い出してください。子供の頃、学校や近くの図書館で本を大好きな本を借りて、帰りに寄り道をして本を読みふけった、あのひと時を・・・。それは正しく、至高の読書三昧の思い出です。
この記事では、その最もシンプルで15分でできるお手軽な方法をステップ・バイ・ステップで解説します。
目次
スマホでKindle Unlimited: 手のひら「スマホ図書館」とは?
大人になって忘れていたあの時間を、もう一度、取り戻すチャンスがやってきました。それは、どこへでも何冊でも持ち歩ける電子書籍という存在と、最近始まったKindle Unlimitedの「読み放題」サービスです。
これに、ここ数年で誰でもが肌身離さず持ち歩くようになった「スマホ」の登場で、理想的な読書環境が整いました。
本好きにとって、地元の慣れ親しんだ図書館で過ごす静かなひと時は、贅沢な時間そのものです。また、無料で10冊も20冊も借りられるのは図書館しかありません。
しかし図書館そのものは、ポケットに入れて持ち運ぶことはできません。でも、手もとにあるスマホやタブレット端末で何冊も自由に借りられるKindle Unlimitedがあれば、追加のコストを気にすることなく何冊でも借りられます。
であれば、それはあたかも手のひらにある「スマホ図書館」と呼べそうです。本好きが待ち望んでいた本の「どこでもドア」のような存在です。
手のひら「スマホ図書館」の考え方
ここでいう「スマホ図書館」とは、(スマホに限らず)すでに手もとにあるスマホ、タブレット、Kindle端末などで沢山のリストから自分の読みたい本を気兼ねなく(無料/安価で)すぐに読み始められる状況を指します。
Kindle Unlimitedでは、980円の月額費用を支払えば14万冊の日本語Kindle本と140万冊のKindle洋書から、一度に10冊までを同時に読むことができます。
もちろん、貸出リストなどには一定の制約(コスト・手続き・貸出限度)がありますが、同時に一定の利点(読書機能・管理機能・物理的制約なし)という魅力的な利点があります。
そして以下のKindleストアのサービスを加えることで、スマホ図書館をさらに強化していくことができます。
- Kindle Unlimited
- Kindleオーナーライブラリー
- 無料Kindle本/青空文庫
- 期間限定/割引キャンペーン
- 購入済みのKindle本
AmazonのKindle本の特徴は、スマホ、タブレット、Kindleリーダー端末、パソコンなど、マルチデバイスで読むことができる点です。
利用する状況や目的によって、これらのデバイスを使い分けていくことで最適な読書環境が得られます。この点についての解説は「デバイスを使い分ける」を御覧ください。
また、「スマホ図書館」で限られた時間で読書三昧を心いくまで楽しむには、急速に増え続ける蔵書リストをどのように管理するかも重要な観点です。
特に、Kindle Unlimitedで一度にダウンロードできるのは10冊までです。こいうことは、一旦これを超えれば端末からは消えてしまい、読書をした記録は何も残らないことになってしまいます。
これをどのように管理していくのか、この後から「スマホ図書館」ならではのアプローチをご紹介します。(AppleのiPhoneとiPadのiOSとAndroidでは、アプリ内の画面や設定方法が微妙に違う点にご注意ください。)
手のひら「スマホ図書館」を作る方法
詳しい手順については、次の3つのステップで「考え方」と「方法」分けて解説していきます。詳しい方法などは、この記事とは別の特集記事にリンクしている場合もあります。
いずれの場合でも、特に時間のかかる面倒な準備は必要ありません。一旦考え方が理解できれば、15分程度で、すぐに実践できる内容ばかりです。
お気軽に試してみてください。
ステップ1 – 手のひら「スマホ図書館」を準備する
手のひら「スマホ図書館」の準備の考え方
これまでにスマホやタブレット端末にKindleリーダーアプリを準備していない方は、まず最初に「スマホで読書の記事」を参考にアプリのインストールと設定を完了しておいてください。
そのうえで、手もとにあるスマホ、タブレット、Kindleリーダー端末、パソコンやタブレットのブラウザからいつでもどこでも読書三昧を始められる環境を整えていきます。
「スマホ図書館」には、特別な端末の購入や設定は特に必要ありません。ただし、端末によっては利用する環境や画面、用語などが微妙に異なります。
手のひら「スマホ図書館」の準備の方法
それでは、それぞれの端末で「スマホ図書館」の環境を整えていきます。
・Apple iOSのスマホとタブレット
AppleのiPhoneとiPadは、デジタルコンテンツはAppleストアから購入することになっています。これは、AppleがApple Storeの販売に課金をするためです。
AmazonのKindleリーダーアプリはここから無料でダウンロードできます。しかし、このAppleの課金を避けるため、AmazonはiOS上のKindleリーダーアプリやAmazonストアのアプリでは購入出来ないように設定しています。
AppleのiPhoneやiPadiのOS上でKindle本を購入するには、ブラウザでAmazonにログインして決済する必要があります。(これを簡単に済ませる方法については、「電子書籍を1分以内に購入して読み始める方法」を参考にしてください。)
しかし、Kindle Unlimitedにはこの制約がありません。有料のコンテンツKindleストアの全てBook Browserを使ってKindle Unlimitedから本を借りることができるのです。
Kindle Unlimitedに参加登録した後にiPhoneやiPadのKindleリーダーアプリを開くと、ブックブラウザーを使うかどうか訪ねてきます。「OK」をタップするだけで設定完了です。
これにより、これまでiPhoneユーザーが持っていた不満が一気に解決できます。
・Androidのスマホとタブレット
Androidのスマホやタブレット端末からは、Kindleリーダーアプリ、Amazonアプリ、ブラウザーのいずれからもKindleストアにアクセスしてKindle本を購入したりKindle UnlimitedからKindle本をダウンロードできます。
Androidのスマホでは、特に追加の準備は必要ありません。
・パソコンのKindleリーダーアプリ
Kindle本は、パソコンにインストールしたKindleリーダー端末から読むこともできます。パソコンで仕事や文章の作業をしている時など、とても便利です。そこで、パソコンにもKindleリーダーアプリをインストールしておきます。
バソコン用のKindleリーダーアプリは、こちらかダウンロードできます。
ただし、パソコンのKindleリーダーアプリからKindleストアにはアクセスできません。
ブラウザでAmazonのKindleストアにアクセスしてKindleストアでKindle本を購入するか、Kindle UnlimitedからKindle本と配信先を指定して読みたいものをダウンロードします。
・Kindleリーダー端末
Kindle本を読むためにはKindleリーダー端末を購入する必要はありません。スマホやタブレット端末、パソコンのリーダーアプリで読めるからです。
しかし、Kindleリーダー端末には、E-inkと呼ばれる紙のように読みやすい画面と読書専用の機能がついているため、特に文字を中心とした実用書や文学などを読みたい人に人気です。
また、Amazonプライム会員であれば、Kindleリーダー端末でオーナーライブラリー対象本を無料でダウンロードして読むことができます。
Kindleリーダー端末は、8,980円(プライム会員は4,980円)の入門機から最上位機種のKindle Oasis(35,980円)までの4つの機種から選択できます。それぞれ違った特徴があります。
Kindle端末の利点や選び方については、「電子書籍リーダー: あとから後悔しないKindle電子書籍リーダーの選び方 – その5つのステップ」を参考にしてください。
・パソコンとスマホ/タブレットのブラウザー
「スマホ図書館」にパソコンのブラウザーは関係ないように感じます。
しかし、スマホ図書館からかりて読んだ本の蔵書管理やハイライトやメモなどの管理の目的のためにも、パソコンのブラウザーを使うことをおすすめします。なぜならば、画面の大きさや表示される内容、そして操作性などはパソコンのほうが格段に扱いやすいからです。
スマホやリーダー端末を、主に持ち歩いて読むためのデバイスとし、パソコンや大きな画面のタブレット端末のブラウザーを管理やスマホ図書館から得た知識を処理する目的に分担するのです。
これにより、スマホ図書館を利用した読書の楽しさや管理の利便性が別次元に進みます。そして、ポケットに入れた持ち歩く図書館が手に入り、出先でのスマホ読書がより簡単で楽しくなります。
ブラウザーからの管理方法等については、この後の解説を参考にしてください。
この「スマホ図書館」の考え方は、スマホやタブレットを中心にTPOに応じてあらゆる機会にあらゆる場所で、どのデバイスからでも、すぐに読書を始め読書三昧の時間を取り戻す環境を手に入れることです。
その最も身近でいつも持ち歩いている存在として、手もとにある「スマホ」を使うわけです。
ステップ2 – 「スマホ図書館」で読みたい本を簡単に探す方法
手のひら「スマホ図書館」で本を探す考え方
Kindle Unlimitedの開始で、電子書籍がより身近な存在となりました。これとスマホをつなげることで、更に快適で読書を楽しむ環境がすぐに整います。
ここからは、Kindle Unlimitedを中心にして、読みたい本をすぐに探し出して読む方法を解説します。自分が読みたい本を探すには、使い慣れたパソコンやタブレット端末の方が探しやすいと言えます。
また、「スマホ図書館」には他の選択肢を加える事で、さらに蔵書の対象リストを増やしていくことができます。この目的で、KUに加えてKindleオーナーライブラリー、Kindleストアの青空文庫、無料/割引キャンペーン、そして既に購入済みのKindle本なども加えます。
・スマホからKindle Unlimitedの本を探す方法
スマホでKindle Unlimited対象本を借りるには、Kindleリーダーアプリから行うのが一番シンプルで簡単です。
先ほど説明したようにiPhoneやiPad(iOS)からも、KindleリーダーアプリやAmazonアプリからは直接購入してダウンロード出来ないという制約が無く簡単に探せます。
iPhoneやiPadからKindle Unlimitedの対象本を探すには、先ほど設定したBook Browserという追加アプリをKindleリーダーアプリから立ち上げます。(Androidのスマホやタブレットからは、リーダーアプリ内のKindleストアアイコンをタップして、KUにアクセスします。)
Kindleリーダーアプリの画面左上にある設定アイコンをタップすると、メニューのリストには「Book Browser」が上から2番目、「検索」のすぐ下に追加されていることが分かります。
これをタップすると「Book Browser」が自動的に立ち上がり、ブラウザーと同じ環境から簡単に検索もダウンロードもできるようになります。これで、iPhoneユーザーがKindleストアからKindle本を手に入れるのが、格段に便利になりました。
Androidのスマホやタブレット端末からは、「Kindleストア」ボタンをタップし画面上の「Kindle Unlimited」ロゴをタップします。Kindle Unlimitedページが表示されるので、ここに表示されたリストから選びます。
ここでは、これまで直接Kindleストアのアイテムを購入してダウンロードできなかったiPhoneのBook Browserから探す方法について説明します。(Androidからの探し方も、基本的には同じです。)
Kindle Unlimitedのおすすめタイトルから探す
Book Browserには、「Kindle Unlimited人気タイトル」「おすすめタイトル」「Kindle Unlimited人気小説」などや、閲覧履歴に基づくおすすめ商品などが表示されます。これらは、売れ筋のタイトルや自分が閲覧・購入した履歴からレコメンドと呼ばれる機能で表示されるものです。
これは、Amazonがお得意とするデータベースの情報と人工知能による学習から、よく売れる商品を表示するものです。この中から気に入ったものがあれば、すぐにタップしてダウンロードできます。
カテゴリー・アイコンから
Book Browserを下にスクロールすると、「他のカテゴリ」のリストが表示されます。これをクリックすると該当するカテゴリーの「おすすめ商品」「ベストセラー」、最近の「ニューリリース」や「高評価」「閲覧履歴に基づくおすすめ商品」など、Amazonがユーザーの購入行動を分析した結果のリストが表示されます。
検索ボックスから
Book Browserの上にある検索ボックスから、自分が好きな「著者」「タイトル」「キーワード」などを使って、Amazonが提示するおすすめタイトル以外の本を探していくこともできます。
Kindle洋書を探す方法
Kindle洋書はBook Browserから直接探すことはできません。また、AmazonショッピングアプリのKindleストアやiOS上のブラウザからも探すのは難しいようです。
唯一、最も簡単に探す方法は、パソコンのブラウザからです。次の「Kindle Unlimitedの使い方 – 本好きがハマるおもちゃ箱を大解剖!」を御覧ください。
・パソコンのブラウザからKindle Unlimitedの本を探す方法
Kindle Unlimitedだけでなく、紙の本でもKindle本でも欲しい本を探す一番簡単な方法は、パソコンのブラウザを利用することです。
なぜならば、スマホなどの小さな画面や文字の入力方法などの使い勝手がイマイチなのに対して、パソコンのブラウザは、何よりも慣れていて詳細な検索が可能です。また、Amazonのおすすもより詳細に表示され、直感的な検索が可能だからです。
パソコンのブラウザからKindle Unlimited対象本を探す方法は「Kindle Unlimitedの使い方」でおおまかな解説をしました。
ここでは、もう少し突っ込んだ専門的な方法をご紹介します。
Kindle Unlimited専用ベージに直接アクセスする方法
Kindle Unlimitedの専用ページにアクセスするには、いくつか方法があります。
- Amazonのトップメニューのカテゴリーのプルダウンメニューから
メニューにある「Kindle本&電子書籍リーダー」を選び、開いたメニューから「Kindle Unlimited読み放題」をクリックします。 - Kindleストアの画面上に表示されたメニューにある「Kindle Unlimited読み放題」をクリック
Kindle本ページの画面上に表示されたバナーをクリックすることもできます。(マイブックページが開きます。) - ブラウザのリンク欄に「amazon.co.jp/kindleunlimited」と入力
これは、いつもAmazonにアクセスしているのであれば、通常の場合は最初の「am…」と入力を始めた段階で候補がリンク欄に反転表示されます。「amazon.co.jp/」とまで表示された後、「→」キーを押して、「k」と入力してください。「amazon.co.jp/kindleunlimited」と候補が表示されますので、そのままリターンキーを押下します。
- ブラウザで「お気に入り」に登録して、お気に入りリストから簡単にアクセスすることもできます。
・Kindle Unlimited専用ページからKindle Unlimited対象タイトルを探す方法
ブラウザのKindle Unlimited読み放題専用ページから探す主な方法は次のとおりです。
ジャンル別おすすめタイトルから探す
これは、Kindle Unlimited読み放題に参加した人が、まず最初に行う一番一般的な方法です。基本的には、スマホと同じ画面が表示されます。ページ上からジャンル別に並ぶおすすめタイトルの一覧から読みたい本を探します。
検索ボックスから探す方法
Kindle Unlimitedページが表示されると、上の検索ボックスには「Kindle Unlimited: 読み放題ストア」というカテゴリー(検索条件)が自動的に付加されます。この状態で検索すると、Kindle Unlimited対象本に限定して検索することができます。
Kindle Unlimitedページのカテゴリーボタンから探す方法
Kindle Unlimitedページを下にスクロールすると、「様々なジャンルのおすすめリスト」の下にカテゴリーボタンが並んで表示されています。
例えば、「小説・文学」ボタンをクリックすると、「Kindleストア」→「Kindle Unlimited: 読み放題ジャンル」の条件で検索された結果が2万件余り表示されます。
そして左側のサイドバーには、サブカテゴリーとして「小説・文芸」「SF・ホラー・ファンタジー」「ロマンス」などに加え、そのサブサブカテゴリーの詳細なカテゴリーに落とし込んでいきます。
また、「水野 敬也」や「池井戸 潤」などの著者や出版社などで絞り込むこともできます。
画面右上には、「おすすめ順」「価格の安い/高い順」「レビューの評価順」「出版年月が新しい順」といったプルダウンメニューの条件でで並べ替えることもできます。
Kindle Unlimited対象本を(他のKindle本と同様の)詳細なカテゴリーから探す方法
Kindle Unlimited専用のページから探す以外に、その対象本をカテゴリーから絞り込んで探すこともできます。方法は簡単です。
- Kindleストアの上に表示されるメニュー一覧から「Kindle本」をクリックします。
(Kindle本とは、Amazon.co.jpのKDPのシステムを経由して販売される電子書籍のことをさします。これ以外は「Kindle洋書」に含まれます。) - Kindle本のトップページの左サイドバーにある「カテゴリ」欄の一番上にある「Kindle Unlimited対象本 読み放題対象タイトル」をクリックします。
すると、他の一般のKindle本と同じカテゴリーが左サイドバーに表示され、ここから絞り込んでいくことができます。
また、画面上にはパンくずリスト(検索の絞り込みのキーワードやカテゴリーの階層)が表示されます。その右端には「キーワードを追加」ボックスが有りますので、著者やタイトルなどで更に絞り込みます。
ここまでの説明でお分かりいただけるように、Kindle Unlimited対象本は(他のKindle本と同じように)いくつもの方法で探していくことができます。その場、その時の一番やりやすい方法で探してください。
Kindle Unlimited対象の「Kindle洋書」を探す方法
Kindle Unlimited対象となっている「Kindle洋書」は約140万冊ありますが、これまでに説明したKindle Unlimited専用ページから探すことはできません。日本語Kindle本(実用書・小説・コミックなど)のみに限定されます。
「Kindle洋書」の中からKindle Unlimited対象本を探すには、Kindle Unlimitedの詳細カテゴリーで探した時と同じ方法を使います。
まずは、Kindleストアのトップページから絞り込んでいきます。
- Amazonのトップメニューのカテゴリーのプルダウンメニューから「Kindle本&電子書籍リーダー」を選び、開いたメニューから「Kindle洋書」をクリックします。(または、Kindleストアのトップメニューで「Kindleストア」を選択し、左サイドバーの「カテゴリ」欄にある「Kindle洋書」をクリックします。)
- 開いた「Kindle洋書」の全体のページの左側サイドバーの「カテゴリ」にある「Kindle Unlimited 読み放題」「読み放題対象タイトル」をクリックします。
- Kindle洋書のKindle Unlimited対象タイトルが表示されます。左側のサイドバーにあるカテゴリーや上の「パンくずリスト」右の検索ボックスに、タイトルや著者名などのキーワードを入力して更に検索絞込を行います。
・Kindleオーナーライブラリーから探す方法
Kindle Unlimitedの対象本は、一度に10冊までしかダウンロードできません。これに加えてダウンロードするには、すでにダウンロードした中から1冊を削除しなければなりません。
ここに提示した「スマホ図書館」の範囲を広げるには、さらに範囲を広げて一度に選択できる蔵書リストの枠を広げて考えていくことにします。
それには、Kindle本を読むデバイスを「スマホ」だけに限定せず、Kindleリーダー端末にも拡大しておきます。
もし、あなたがAmazonプライム会員であれば、Kindleリーダー端末を読書端末に加える事を検討してください。この2つの条件を満たしていれば、Kindleオーナーライブラリーの対象本から1冊を選んで11冊目の蔵書に加える事ができます。
Kindleオーナーライブラリーでは、月に1冊まで新しく本を借りることができます。もちろん、Kindle Unlimitedと同じように、返却しないで読み続けることもできます。
残念ながら、スマホで読むことはできません。しかし、すでにプライム会員でKindleリーダー端末の読書向きの読みやすい画面を求める方には、一考の価値があるアプローチです。
価格もお手頃なため、じっくりと読書を楽しみたい人にはおすすめです。詳しくは「Kindleオーナーライブラリーの可能性を最大限に引き出す方法」を参考にしてください。
・無料/青空文庫
読書好きにとって、Kindle Unlimitedだけで読みたい本をすべてカバーすることはまず不可能です。
「Kindle Unlimitedは本当に月額980円の価値があるか? – 4つの観点から徹底分析する」で分かったように、Kindle Unlimited読み放題の対象となっているのはKindle本のおよそ3割でしかありません。また、ベストセラー作品もわずか数%程度しか含まれていません。
無料又は割安で簡単に蔵書リストに加える事ができれば、それも「スマホ図書館」の対象リストに加える事にします。
その第一は、無料又は青空文庫を利用することです。無料のKindle本は、著者や出版社が期間限定で無料にしてダウンロード数を増やして、認知度を高めると同時に販促に利用する目的で多くの場合は使われます。
Kindleストアの無料ページは、こちらからアクセスできます。
また、著者がシリーズの最初の数冊をお試しの目的で(期間限定または非限定で)無料とする場合もあります。
これに加えて、日本文学の古典で著作権がすでに切れていたり、著者が著作権を無料で開放している「青空文庫」を利用することもできます。オリジナルの「青空文庫」専用のページからも利用できますが、Kindleストアにも「青空文庫」ページが有り、1万3000タイトルから無料でダウンロードできま。
日本や海外の古典文学に関心が高い人であれば、紙の本では有料でも「青空文庫」では全く無料で利用することができます。
青空文庫は、こちらのページからカテゴリー別に検索表示できます。
・期間限定/割引キャンペーン
Kindle Unlimited対象本、Kindleオーナーライブラリー、無料/青空文庫などのリストから探している本が見つからない場合は、範囲を期間限定の割引キャンペーンに広げて探していきます。
これは、思い以下の3つのカテゴリーに別れます。
Amazonが行うキャンペーン
日替わりセール、月替りセール、Kindleセレクトなどがあり、Kindle本のトップページで特集されバナーでリンクが表示されています。Kindleストアで見逃すことはありません。
著者や出版社が行うキャンペーン
大手やその他の出版社が販促の目的で随時行っています。問題は、Amazon以外のキャンペーンであるため、KindleストアやKindle本の商品ページに特別な表示やお知らせが表示されません。
このため、いつどこの出版社やどの本がキャンペーンの対象か、いつまで割引や無料のキャンペーンが開催されているかを注意深く探すことが必要です。一番おすすめなのは、いくつか情報源を持つことです。
おすすめの情報源は以下のとおりです。
・購入済みのKindle本とKindle Unlimitedの対象本をスマホ図書館に統合する
スマホ図書館は、Kindle UnlimitedやKindleオーナーライブラリーから借りた本だけが蔵書の対称となるわけではありません。これまでに、すでに購入したKindle本も含めて、同じスマホや他の端末で読書を楽しむことになります。
Kindle Unlimitedの対象本は、多いといってもそのリストは全体の3割程度でしかなく、またベストセラーが少ないなど、必ずしも読みたい本があるとは限りません。
KUやKOLから借りた本と、それ以外の購入した本とを組み合わせてスマホ図書館を構成することで、自分が読みたい本を読みたい時に読みたいデバイスで読書三昧できるのです。
これら全てを同時に、しかも簡単に管理しながら、読みたい本をすぐに探して読み始める考え方と方法については、この後から説明します。
ステップ3 – 手のひら「スマホ図書館」を楽しく管理する方法
ここまで説明した「スマホ図書館」は、単にスマホにダウンロードした電子書籍を分類して管理する以上の大きな概念が必要です。なぜならば、スマホとクラウド上にあるKindle Unlimited読み放題の蔵書リストが一体になったものだからです。
さらに、これにKindleオーナーライブラリーやKindleストアにあるタイトルまでを含んで大きなくくりで考えていきます。まずは、「スマホ図書館」をどのように考えるのかを理解してください。そのうえで、管理する方法に入っていきます。
・手のひら「スマホ図書館」を管理する考え方
スマホ図書館は、紙の本ではなくデジタルコンテンツである本をクラウドとスマホを同時に扱う考え方です。これは、「デジタルコンテンツの管理」と「クラウドとスマホの関係」の2つの領域でカバーします。
1、デジタルコンテンツとしての電子書籍を管理する
「スマホ図書館」が地元の公立図書館や自宅の本棚と大きな違いは、物として場所を特定して置き場所を決める紙の本の管理ではなく、デジタルコンテンツを管理する点です。
数十万点以上も取り扱う中規模以上の公立図書館では、何十人もの専属の司書や管理者が常駐して管理しています。また自宅にある本でも、数百冊以上になると場所の確保から置き場所と実物の管理には、予想外のコストも時間も必要になります。
Amazonや楽天Koboなどが提供するオンライン電子書籍ストアの特徴は、購入から著作権管理をともなった配信に加えて、ユーザーの蔵書管理や非常に便利な読書機能までを一貫してクラウド上のサービスとして提供していることです。
紙の本のようにジャンルやカテゴリー毎に本棚に本を置いて並べるというアプローチだと、クラウド上のデータベースに存在する数百万冊あるようなデジタルコンテンツは、遅かれ早かれ手に負えなくなります。
したがって、最初からデジタルコンテンツの管理の考え方にそって進めていくことが大事です。
いつも使い慣れた公立の図書館のようにどの棚にある本をどこで見つけるかではなく、どのキーワードや設定で読みたい本や調べている本を一覧表示して探し当てるかが大きな違いです。
このため、紙の書類整理やパソコンのファイル保存で使い慣れた、ファイルをフォルダやサブフォルダと一対一対応させた管理方法は使われていません。
また、これを一から作ろうとしても無意味です。
これは、紙の本や書類を高いコストと時間をかけて専用スキャナーでスキャンして電子化し、パソコンでフォルダ管理しようとした試みでも証明されています。こういった一連の作業は「自炊」と呼ばれます。
スキャナーの性能やコストが下がったため、多くの人が自己所有する文書や蔵書を自炊して電子化すれば管理が飛躍的に楽になると考えて試しました。しかし、そのほとんどのケースでは(私のケースも含めて個人の範囲では)失敗に終わっています。
最初から電子化されたものを、クラウド上に無料で用意されたツールで使いこなすほうがよっぽど効率的だと断言できます。
2、クラウドの仮想(擬似)図書館と手のひら「スマホ図書館」の関係
これまで、スマホやリーダー端末に購入後にダウンロードした電子書籍が自分が所有する蔵書であり管理する対象でした。しかし、Kindle Unlimited読み放題サービスの登場で、クラウド上にあるKindleストアにあるかスマホにダウンロードしてあるかに大きな差がなくなりました。
いつでも、一度にダウンロードして読めるのは10冊という制約以外は、いつでもスマホにダウンロードして読めるからです。スマホはいつもブロードバンドでクラウドとつながっていますので、必要とあらば、検索して探してタップすればすぐに読めます。
つまり、スマホとKindle Unlimited読み放題(KU)とKindleオーナーライブラリー(KOL、条件を満たした場合)は「スマホ図書館」の一部と考えられます。そして、これにKindleストアの日本語Kindle本が約50万冊、Kindle洋書が約1,000万冊分の蔵書がすぐとなりに仮想(擬似)図書館として存在していると考えることができます。
クラウドにある図書館の蔵書を、手もとにあるスマホに取り出してすぐに読める状態にしたのが「スマホ図書館」です。ですから、スマホにダウンロードしたものだけを見ていると、全体像が見えてきません。また、その管理の方法も一部だけが対象となってしまいます。
したがって、手のひら「スマホ図書館」を管理するには、以下の3つのアプローチが必要です。
- 端末で管理
- Kindleストアで管理
- 他のクラウドサービスで管理
この後の、管理の方法でカバーしていきます。
・手のひら「スマホ図書館」の管理の方法
「スマホ図書館」の考え方やアプローチが理解できたところで、今度はそれを楽しく簡単に管理する方法を解説します。
これは、どの(タイプの)本を、どこで(デバイスかクラウドか)、どのように(どのサービスで)管理し、すぐに読み始めるかについて、クリエイティブなアプローチで可能にするものです。
1、貸し出しサービスを最大限活用する
購入したKindle本とKUやKOLから借りたものとの違いは、KUとKOLの対象本はそれぞれの貸し出しの上限を超えると、もう1冊を借りる時にすでに借りている本の中から1冊を返却しなければならない点です。
KUやKOLといった貸し出しサービスを最大限に活用しようとする時には、以下のような点を検討するべきです。
・継続して読みたい本と入れ替える本を明確に分ける
継続して読みたい本はそのままにして、つまらない本や読み終わった本はすぐに返却して読みたい本と入れ替えるようにします。例えば、5冊は仕事や趣味で長く使いたい本とし、もう5冊はコミックや雑誌など、すぐに読み終わる本というぐあいです。
また、コミックには期間限定の無料キャンペーンの対象となるものが多いので、これをいつもチェックして優先し、両方を見比べながら無料で購入するのかKUで借りるのかを決めるのも良いアプローチです。
これ以外にも、Kindle Unlimitedで試して読んだ後、長く手元において使いたい本は自分にとって価値のある本であるため迷わずに購入し、KUの貸し出しリストから除外します。
・Kindle Unlimited対象本の貸し出している本のリストにも注目する
調べ物目的で借りてから、必要な箇所を読んでメモに残し、仕事や調べものの目的が済んだらすぐに返してしまう。あるいは、次の本を借りる時に優先して返却します。
いずれにしても、また読みたいと思った時には、貸し出しの余裕枠さえあればいつでも借りられます。いわゆる「積ん読」でそのままに枠を埋めてしまうのは「もったいない」のです。
10冊の貸出枠は常に見なおして、借りたい本が借りたい時に借りられるようにしておきましょう。
・Kindleオーナーライブラリーの1冊の枠をいつでも使えるようにしておく
Kindleオーナーライブラリーの対象本(49,456件)とKindle Unlimited対象本に含まれるプライム対象商品(49,863件)を比較すると、この2つはほぼ等しいことが分かりました。(2016年8月12日現在)
であれば、Kindle Unlimitedの10冊の貸し出し制限をもう1冊増やすことができます。前出の「手のひら『スマホ図書館』を準備する」にあった方法で、Kindleオーナーライブラリーを使うことを検討してください。
2、スマホで蔵書管理
先ほどの「クラウドとスマホ図書館の関係」でも説明したように、「スマホ図書館」の蔵書は、スマホ、Kindleストア、その他のクラウドサービスの3つのアプローチで管理していきます。
ここでは、スマホ端末で管理する方法を解説います。
・ライブラリで管理
スマホにインストールしたリーダーアプリ内のメニューから「ライブラリ」を開き、「クラウド」と「端末」で一覧表示します。
「クラウド」は購入済みの全てのKindle本をリストです。これに対して「端末」はリストを表示している端末にダウンロードしたKindle本のリストです。これには、Kindle Unlimited読み放題やKindleオーナーライブラリーから借り入れ済みのものも含まれます。
それぞれ、「新しい商品」「タイトル」「著者」で並べ替えて表示できます。
・コレクションで管理
Kindleリーダーアプリのメニューにはある「コレクション」を使って管理します。これは、パソコンのフォルダのような一対一対応する(本棚の特定の場所に置く)のではなく、複数のコレクションに追加することができます。
これは、ブログの記事管理やパソコンのファイル管理に使われるタグに似ています。紙の本に色違いの付箋を貼るように、KUやKOLから借りた本や別途購入した本を、いくつでもコレクションに関連付けることができるので、目的に分けて分類するのに便利です。
例えば、以下のようなコレクションに分けることが考えられます。
- 現在取り組んでいる仕事や趣味のプロジェクト
- 本のジャンル
- 著者
- Kindle Unlimited
3、Kindleストアの「コンテンツと端末の管理」ページで管理
「コンテンツと端末の管理』とは、Kindleストア内の管理ページのことです。Amazonの「カテゴリー」「Kindle端末&電子書籍リーダー」メニューの右側にあるリンクから開けます。
プルダウンメニューの「本」「すべて」で全ての本のリストを表示できます。このとき、Kindle UnlimitedやKindleオーナーライブラリーにはロゴが表示されるので、簡単に見分けることができます。
この2つだけを絞り込んで表示するには、「Kindle Unlimited/オーナーライブラリー」のメニューから一覧表示します。
これ以外にも、特定の本を選択したデバイスに配信したり、Kindle Unlimited/オーナーライブラリーの対象本を削除したりできます。
「スマホ図書館」の蔵書リストを管理するには、次の3つのプルダウンメニューの組み合わせを使って、絞り込で表示します。
- 本
- Kindle Unlimited
- パーソナルドキメント
- すべて
- 購入済み
- サンプル
- Kindle Unlimited/オーナーライブラリー
- 購入日: 新しい順
- 購入日: 古い順
- タイトル: A〜Z
- タイトル: Z〜A
- 作成者: A〜Z
- 作成者: Z〜A
購入したコンテンツや端末の登録と配信などの管理が主な目的のため、読書に関連したジャンルやハイライトやメモの記録管理はできません。
4、他のクラウドサービスを使う
最近は様々な読書関連のクラウドサービスが登場しています。ここでは、特にKindleに関連して便利やクラウドサービスをご紹介します。
・Amazonの読書SNSのクラウドサービスを使う
Amazonが提供する読書SNSサービスにAmazonKindleとGoodreads.comがあります。
両者とも英語版のみの提供ですが、AmazonKindleは既に日本AmazonのKindleストアと連携して使うことができます。Goodreads.comは、近い将来の日本リリースがあるかもしれませんが、具体的な内容は未定です。(これら2つの詳しい説明は「AmazonKindle: Amazonの読書ソーシャルサービスが本の世界をさらに楽しくする」を参考にしてください。)
AmazonKindleでは、Kindleストアで購入した全ての本の読書の進捗状況やレビュー(5つ星)を簡単に管理できます。これ以外にも、蔵書リストや読書中に記録したハイライト・メモを本を指定してフォロアーに公開することもできます。
・Kindle UnlimitedやKindleオーナーライブラリーに返却した本を管理する方法
スマホ図書館の管理目的でも特に便利なのが、Kindle Unlimited対象本で返却済みの本でも記録に残すことができる点です。
基本的には、Kindle Unlimited対象本はダウンロードして借りている間だけスマホや「コンテンツと端末の管理」ページに表示され、返却すると端末やKindleストアの「コンテンツと端末の管理」からは消えてしまいます。
では、Kindle Unlimited対象本の読書の履歴は、どのように管理したらよいのでしょうか。
AmazonKindleでは、基本的に購入した本のみを表示管理できます。しかし、ちょっとした一手間を加える事で、Kindle Unlimited対象本の利益を残すことも可能です。
このKindleストアと連携した読書管理とSNSサービスの目玉は、Kindleストアで購入/貸し出したKindle本について以下の2つの管理やSNSでシェアできる点です。
- 「Your Books」ページで読書の進捗状況やレビュー(星5つ)などを管理
- 「Your Highlights」ページで(KUやKOLを含む)Kindle本の読書中に記録したハイライトやメモを一覧表示して管理
この「Your Highlight」ページでは、KUやKOLの貸出期間中に記録したハイライトとメモは、返却した後でも残ります。
したがって、Kindle Unlimited読み放題で借りた本にハイライトやメモを加えることで、「Your Highlights」ページの一覧に表示して管理できるわけです。「Your Books」には(貸出中と返却後のいずれも)表示されないため読書の進捗状況やレビューなどは管理できません。
・Clippings.ioとEvernoteを連携して使う
AmazonKindleのサービスは、他のクラウドサービスと連携して使うと、さらに高度な管理が可能になります。
Kindle本のハイライトやメモは、Clippings.ioというクラウドサービスで高度な管理が可能です。Clippings.ioは、Kindle本に記録したハイライトやメモを様々な機能を使って処理し一覧表示するサービスです。
これを使うことにより、Kindle Unlimited読み放題で返却したKindle本についても、読書の記録を一覧表示して管理できます。
また、Clippings.ioをEvernoteと連携させることにより、Clippings.ioのハイライトやメモの情報をEvernoteのノートにインポートしてEvernoteから使うこともできます。
この後から配信予定の記事で詳しく解説する予定です。
「スマホ図書館」の作り方 – まとめ
1、「スマホ図書館」考え方
いつでもどこからでも、何百万冊という電子書籍の蔵書リストにアクセスして、好きな本を好きなだけ読むことができるのが「スマホ図書館」の目的です。
このためには、Kindle Unlimited読み放題サービス、Kindleオーナーライブラリー、無料や割引キャンペーン、既存の蔵書リストなどを全てにアクセスします。
また、スマホ、タブレット端末、Kindleリーダー端末、パソコンなど、あらゆるデバイスを駆使して、その場その時に最も探しやすく、読みやすく、管理しやすい環境を整えます。
2、「スマホ図書館」作り方
次の3つのステップで「スマホ図書館」を手に入れることができます。
ステップ1
- スマホ、タブレット端末、パソコンにアプリをインストールしすぐに使える状態にしておく。
- Kindleリーダー端末は読書専用の読みやすい画面が特徴のため追加することをおすすめします。
- パソコンのブラウザ−からもほんの検索や管理のために使えるようにしておく。
ステップ2
- スマホから読みたい本をすぐに探せるようにしておく。
- タブレットやパソコンのブラウザから、様々な方法で探せるようにしておく
- Kindle Unlimited読み放題に加えて、Kindleオーナーライブラリー、無料や割引キャンペーンなどもすぐに探せるようにする。
ステップ3
- デジタルコンテンツの管理の重要な考え方を理解する
- クラウドの仮想(擬似)図書館とスマホ図書館の関係を理解する
- スマホの端末で蔵書管理する方法を理解する
- Kindleストアの「コンテンツと端末の管理」ページで管理する
- 他のクラウドサービスを使ってKindle Unlimited読み放題と蔵書を管理する
- AmazonKindleの読書SNSサービス
- Clippings.ioのハイライトとメモの管理サービス
- Evernote
これら、「スマホ図書館」の考え方、作り方、管理の仕方を理解し実践することで、超多忙な毎日の仕事や雑事で忘れていた幼いころの読書三昧の時間を再び取り戻すことができます。
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